おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

T-1200のDC重畳インダクタンス

2018年07月28日 | 真空管アンプ

上記のグラフは東映変成器T-1200に、DC重畳電流を変化させながら
1次インダクタンスを測定したもの。
重畳無しでは26Hあったものがわずか4mAで20Hまで落ちている。
それ以降は重畳電流が増えるにつれダラ下がりになっている。
T-1200を使うような小出力アンプでは出力管のrpが高めで低域特性
に影響しやすいので、インダクタンスの大きいほうが望ましい。
わずか数mAでインダクタンスが低下するのはプッシュプルOPTの
DC不平衡電流でのそれに似ている。
シングルOPTでもパラレルフィード(クラーフ結合)として使えば
インダクタンスの低下が起こらず低域特性の劣化が少ないはず。
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