おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

わかる人は わからない人が なぜわからないのか わからない

2016年02月06日 | 真空管アンプ
真空管回路でまずつまずきそうなのが、グリッド抵抗だと思う。
グリッドには電流が流れないことになっているから、グリッド抵抗を
つなぐとGNDとグリッドが等電位になる。オームの法則だよね。
なぜ抵抗でつながっているのに電圧が同じなの?不思議だよね。
でも厳密にはグリッド電流の存在がある。
グリッドリークバイアスというのを聞いたことがあるだろう。
グリッドがマイナス電位となるためにはグリッドからカソードに
電流が流れないといけない。これがグリッド電流で、グリッドと
GNDが数MΩの高抵抗で接続されているのでグリッドがマイナスとなる。
ほら、前提条件が違うとグリッドの電位が違ってくる。
どう使い分けたらいいの?

ちなみにカソードから飛び出した熱電子はプレートに到達するが、
一部はグリッドへ飛び込む。電流と電子の流れは逆なのでグリッド
からカソードへ電流が流れるというわけ。

コメント
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