今年は特に梅雨入りが早かった。天満宮の花菖蒲も6月に入るか入らない時期に、見ごろとなっていた。コロナ自粛はまだまだ続いている。家の中でも読書はじめそれなりの楽しみもあるが、どうしても運動不足になってしまって。早朝散歩が唯一の運動?だが雨の日はそれもお休み。
なんとなく、なんとなく一日が過ぎていく。こんなおやつの差し入れで、ついつい・・・
博多の【鶏卵素麺】佐賀の【北島の丸芳露(●ぼうろ)】【日光・金谷ホテルの昔ながらのクッキー】あ、太宰府の【宝満山】(画像に入れるの忘れた)いずれも好きなお菓子を偶然頂いた。嬉しいお茶タイム。コロナ太りしているかも。(家籠り続けているととろサンです)
散歩コースには事欠かない太宰府だけど、それもそろそろ飽きてきたなあ。街中のざわめきが恋しくなっている。でもでも・・・辛抱が肝心!油断大敵!
早朝散歩は、一番短い「ご近所散歩」でお茶を濁すこともしばしば。5時過ぎの空には、もううっすらと曙色が広がりはじめ、小鳥たちのさえずりが清々しく響く。団地の家々はまだひっそりと、眠りの中にあるようだ。
町内唯一の共同菜園。
町内の「石穴神社」にお詣りして、さて今日はどっちの方へ?結局ご近所散歩と相成った次第。
今日会った花達を少し。紫陽花が”私の季節よ”と球状の花を色とりどりに咲かせている。
この180世帯ほどの団地が出来たのは、半世紀近く前。福岡市のベッドタウンとして、太宰府のあちこちに団地が出来、地元の人達からは「団地族」などと称されていた。今では、この団地の私達の先輩たちは、故人となったり、子供のところに越されたり、施設に入られたり。家も売りに出され更地となって、新しい住居が建つ。私達の家のように塀や樹木や庭があるのではなく、2台、3台の車が並び、夫婦ともに仕事を持つ時代を象徴している。外からの侵入者を防ぐため、見晴らしの良い外観。家は箱型で窓も縦長。軒は短く、和風な家が建つことはない。世代交代と共に、家も形を変えていく。それが世の習わし、時の流れというものだと承知はしていても・・・一抹の寂しさを感じるのは仕方ないことか。太陽が射すような明るい光の矢を投げ始め、今日も一日が始まった。
最近の家や更地にはまた今風な家が建つことだろう。