昔から盆栽に関心はあったが、なかなか面白そうな素材に出会えずに来たが、今年に入っていくつか手に入れました。
これは先日見つけたもので、「思いのまま」という八重咲の梅です。
何らかの原因で切り株から再生したもので、意図的にこのような形にはできません。
が、問題は、これをどのように仕立てればよいのか。
正直、盆栽作りには高い芸術的センスが求められるが、そのセンスが私にはないのです。
そして・・・・。
こちらは半月ほど前に見つけた「五葉松」です。
これも意図的にこのような形にすることはできません。
どちらも、値段はびっくりするくらい安かったです。
で、これもどうやって仕立てればよいのか。
どう仕立てるかであれころ悩むのも楽しみの一つでもあるのだが・・・・。
年々社会の変化が早くなってきているが、盆栽の世界は違います。
この梅も五葉松も、樹齢はいったい何年なのか。
5年や10年でないことは確かです。
2,30年?。
いや、もっとかも。
これは1か月くらい前に手に入れたものです。
これも人為的には作れない形です。
これも現在思案中です。
書き忘れていたことがあるので追記します。
盆栽作りに当たっては、しばしば「針金掛け」という手法で枝の形などを整えるが、この3鉢にはその痕跡が全くありません。
というのは、針金をかけて整えてみたとしても、それが固定するまでには半年、1年という時間が必要で、その間に枝が太ることで針金が幹や枝に食い込み、どうしてもそも痕跡が残るのです。
それを防ぐにはまめに針金のかけ直しが必要で、それには手間がかかります。
なので、それをする人は少ないようです。
そして、そういう素材は値段も高くなり、とても私などが手を出せるような値段にはならないのです。
ということで、私もできる限り針金はかけたくないのだが・・・・。
私もあと少しで79歳になります。
これらがある程度の形に整うまで手入れが続けられるかどうか。
なので、当面はその過程を楽しむことに。
そう思うと安い買い物です。
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