あけぼの

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若者に手を貸す喜びに生きる88歳の“青年”、エイさん

2018-04-20 09:43:33 | 講演・アート・音楽・スピーチ

  過日奥多摩のお宅に招かれ大ご馳走になったエイさんは宮大工が建てた入母屋式の瀟洒なお宅に1人で住む88歳、シニアだが背筋がピーンと真っ直ぐで姿勢が良く、人のために働くのが好きなお方だ。メイ・サートンという哲学者は「若者/他人に手を貸す喜びを持てるようになるのが老いて生きることの意味」と言っているが、ご近所の草取りもしてあげるエイさんは、人のために働くことが生き甲斐でまさに理想のシニア、だが年齢はシニアでもその容姿は青年、写真を撮り忘れたのが残念だ。実は以前大ご馳走になったお礼に「イタリア・レストランにお招きしたい」と筆者が申し出たら、「ご招待を受けるより、またこちらに来て頂く方がず~っと嬉しい。料理する楽しみで生活に張り合いがでるので遊びに来てね!」と言われ、またしてもお招きを拝受、ご子息Yoshikazuさんのご送迎付きで歓待を受けた。ひとつひとつの具に手をかけなければ出来上がらない日本料理の代表、散らし寿司。地元で摘んだよもぎ入りの本物の草餅、筆者はこれ以上美味しいおやつは知らない。お土産も手作りの梅生姜、酢漬け生姜、山椒の佃煮、ワラビの煮つけ等、4、5日たったがまだ夕食に登場するほど沢山頂いた。このようなシニアに私はなりたい。(彩の渦輪)



キャプション1:お手作りの草餅
キャプション2:
生姜酢漬



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