あけぼの

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好事たっぷり魔は少し、笑顔溢れるアラブの国 ~オマーン~ 

2013-10-20 08:52:33 | アート・文化

Qataroman_003

iPadが取り持つ縁で招待され、マスカット市内ガイドも送迎も、と親切を受けた家族と。長男はヨルダンの大学院生で不在。

出稼ぎ王国、トヨタ天国

入国時、観光客の隣に長蛇の列、その人たちは筆者が多く旅した国々、インド、バングラデシュ、パキスタンあたりの人々。彼らは写真撮影や面接等、観光客と異なる手続き。入国官に「働く人が多勢来るんですね」と話しかけたら彼はニッコリ笑って「We need more people!」と。大抵の国で入国官は無言だが、この国では最初に会った人から笑顔で人懐こかった。道路を走るタクシー車は全部トヨタ、乗用車もトヨタが断然多い。

笑顔と出会いの花盛り

 オマーンに来る直前カタール国を訪問したが、ホテルで友だちになったリガヤと2人の娘が「一日違いでオマーンに帰るので是非ご連絡を!」と。電話してみたら偶然にも我々のホテルのすぐ近く、立派な邸宅に住む一家だった。リガヤの夫のワスフィーは排水処理会社の部長、夜のマスカット市内はこの夫妻が案内してくれた。岩山が水辺までせせりだすマトラ港から宮殿アラム・パレスを見上げると、この港街独特の美しい夜景だ。昼のマスカットはイスラム文化の粋、スルタン・カブース・G・モスク等を大学院生の娘、マイとアーラムが案内、世界最大のシャンデリアと絨毯が美しさを誇っていた。肌を隠す衣装はリガヤが準備してくれた。家にも招かれ、この家族との写真はFacebook(FB)で多くのNice!を得た。

マスカットにはロンドンと全く同じ二階建てバスがある。このバスでテキサコに勤めるインド人の技師、シェルに勤めるアメリカ人の石油技師と親しくなり、夫とで3か国の技師夫婦が夕食も共にし、FBの友人に。スーパーで買い物した我々の荷物を見て未知の女性がホテルまで車で送ってくれた。日本の製薬会社に勤務するレニールさんとはサラーラのホテルで出会い、FBの友だちに。ワスフィーはオマーン最後の日、空港まで送ってくれた。ここで出来た友人たちが「早くまたおいでよ!」と呼んでくれている。(彩の渦輪)


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1 コメント

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予約なしで知らない国、現地ツアーで回られるのか... (Mちゃん)
2013-10-21 00:49:13
予約なしで知らない国、現地ツアーで回られるのかと思いましたが、さすがですねー。幾たびの世界の旅の経験と人柄、語学力が、人と人えのつながりを呼び、このようなラッキーな旅行となるのでしょうね。凡人ではなせぬ旅行です。旅行者えの歓迎と親切、日本人にこんなことできるのでしょうか?アラブという新たな異文化経験され、又一つ夢が広がりました。オマーン素敵な国です。
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