あけぼの

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旅を我が筆で絵にすれば

2014-03-26 11:56:08 | アニメ・コミック・ゲーム

Dscn1031 Dscn1028筆者自悠人は旅で撮った写真を絵画にして壁に飾る趣味がある。それを見るだけでその時の旅に関連した出来ごとや情景がありありと追想出来るからだ。旅を続けて40年。異文化の環境や人々を知ることは自らの人生にプラスだと思ってやってきた。記録を残す方法は以前はアルバムだった。近年はデジカメからPCに保存し、簡単に見られると人は言うが写真を取り出すのは大変だ。iPadも利用しているが、国名、地名が混乱、奇怪な事件に遭遇した場所だけが記憶から引き出せる昨今になった。ある時期からこの現象に気付き対策を得た。写真を絵にしてそれを飾る。その絵を目にする度に個々の旅の情景が記憶に蘇ってくるのだ。今後の人生のヒントにもなり日々の豊かさも増幅される。旅の写真を見て絵画に集中することは生き甲斐になる。絵になる写真の対称は珍奇な遺跡、動的な滝や川等迫力ある大自然、人間や動物の表情等だ。旅先の風景が我が手で目の前に再現され、1つのドラマ、人との絆を蘇らせる。これらの絵は旅の体験共々我が人生の財産だ。放浪を続けて印象に残った国、場所等、筆者の描いた絵を一部紹介することにした。皆さまにも旅と多文化絵画はお勧めだ。

 エンジェル・フォール:ヴェネズエラにあるがドーンとひと飛びには行けない。落差1000m、オリノコ川を小舟で遡上し、キャンプを往復で2泊、ハンモックだ。ジャングルを歩いて登り、滝を正面から鑑賞、滝壺に降りたら泳げた。ジャンングル内のカナイマ村が起点、ノルウェーの青年知り合い、後にオスロー郊外の彼の両親の別荘にも遊びに行った。数万年前の氷河の大爆発:アルゼンチンのカラファテ。高さ60mの氷河が湖に押し出されて亀裂が入り、轟音を立てて崩れていく瞬間だ。大自然の驚異が眼前に広がる。氷河の中を散策し青く輝くアイスホールを飛び越え、数万年経た氷河のオンザロックを飲んだが、その味は生涯忘れ得ないだろう。

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川そのものが温泉のタバコン・リゾート:南米はコスタリカのアレナル火山国立公園。自然に流れる川自体が温泉で60mに渡りどこでも入浴出来る、まさに熱帯の楽園だ。山頂を染める活火山が呼び物で、妻はロシアからの夫婦と一緒に乗馬とジャングル歩きを楽しんだ。

カジキ釣り:メキシコはバハ・カルフォルニアの突端のサンルーカス。$600の小舟をチャーターして釣り上げたカジキとの格闘は表現し難い痛快ドラマだった。カジキが引いたところで担当を代わってもらい興奮して見とれているだけだった。アマンタニ島の民宿の女主人:南米ボルビアのチチカカ湖に浮かぶアマンタニ島に行った。家族は小さい畑を耕作し、鶏やヤギを飼って生活、船で本土に買い出しに行き、島内の家まで担ぎ上げる。民宿代は3食付で20ドル、風呂はない。便器は自らの手で洗い流しだ。

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始めの5枚は中南米、最後の2枚は、左、悲劇の橋スターリーモスト(ボスニア)右、プラハ(チェコ)自悠人)

 


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1 コメント

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(カジキ釣り) 描きはじめたとき、私は自悠人さ... (Mちゃん)
2014-03-27 17:41:57
(カジキ釣り) 描きはじめたとき、私は自悠人さんの隣の席で見ていました。難しい題材だなーと思っていたので、私の思い出でもあります、いい作品にできあがりおめでとうございます。旅の思い出を1枚の絵に、私も同じ考えで進んできました。旅の風景が1枚の絵となり、写真よりかずっと存在感がありいいですね。
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