あけぼの

アート、文化、健康、国際・教育、音楽、食・レシピ、日記、エッセイ、旅行記、学問

不眠症10年目、デパス様に感謝して眠る日々

2018-01-27 09:48:38 | 講演・アート・音楽・スピーチ

「筆者は不眠症、かれこれ10年目だ。夜になると頭が冴える。『私は寝なくてもいい人間だ』と前向きに考えたりもするが、睡眠ゼロ同然が2日も続くと頭痛がするので、3、4時間でも熟睡した方がいいだろうと考える。最近の夫の骨折事故以来特にだが、良いことがあっても眠れないのでこのところ毎夜デパス様だ。0.5mgの錠剤を半分に切って0.25mgで眠れる。以前新聞に『デパスは呆ける』とあったので、安全性についてご指導のほどを!」と、高校の同級生、薬学博士で元某製薬会社研究所長だった専門家に尋ねた。彼の返事はデパス開発史に始まり大変詳しいものだったが、安全性についての要点は:

「……デパスはバランスの良い製品である事、国内で早期に開発された(私自身も参画していました)こともあり、今も日本では医師の間で広く処方されています。安全性ですが、先ずは多量に飲んでも死ねない薬と言う点が注目されました(その昔、睡眠薬自殺と言うのが定番でした……)。 副作用としては、●依存性、●眠気、●筋弛緩作用によるふらつき、●健忘症というのが、注意すべきものになっています。◎依存性には習慣的に服用する事を避けるような服薬指導(減薬や断薬指導)がなされます。◎眠気や筋弛緩によるふらつきは、効果の表れでもありますが、自動車運転や、夜間の覚醒時に転倒しないように注意◎健忘症や認知症増幅も注意書きされている事もあります。以上のように一般的安全性問題は指摘されていますが、デパスという製品及び貴女が使用されている状況からは問題はないと思いますので副作用のことはご放念ください」と。「有難う!」昨夜も「デパス様のお蔭です!」と感謝して眠りました。(彩の渦輪)