あけぼの

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頭に「ガーン」とショック一発、それでも旅に出た!

2015-12-22 00:13:48 | 旅行記、多文化教育、国際

ガイアナとスリナムの旅に出るためシンシナティにやって来た。ここで3日間用事を済まし12月6日出発予定だった。その中日、出発2日前の夕方6時頃だった。頭に「ガーン」とショック一発、ぶっ倒れたのだ。知人、イーナの部屋だった。10分後は平静状態に戻った。だが心配したイーナが救急車を呼んでくれた。警官を含む5人連れが来た。救急車の担当者は脳梗塞を疑い3つの問診と手足のしびれ反応を診て「問題なさそうだ、救急車での運搬は高価だから車で行けば?と救急病院を勧めた。再発など万一を考え、倒れた原因究明のために行くことにした。Jewish-Hospitalの待合室は夜8時だというのに患者と家族で混んでいた。先ずは保険保持者か聞かれ自費を宣言、8時過ぎ、診察着に着替え手首に名前を付けられ治療室に。看護師が体中にチューブを這わせまず採血。血圧、心電図は間隔を置いて自動的に測定するシステム。医者が来て、家族の通訳は断わり、医学用語の判る専属通訳を介して話すことに。それも電話で、だ。医者と患者との直接会話が重要なのだ。検査項目は脳のCTスキャン、手足の神経状態確認検査EKG、肺レントゲンの3項目だった。3時間後の夜11時に診断終了。脳梗塞ではなく高齢者頭痛だという。「You are a healhty man!」とも言ってくれた。旅については「脳梗塞より犯罪に注意しなさい、ジョージタウンは危険な街だから」と優しい医者だった。念のためジョージタウンの病院の名前を2つ紹介してくれた。ガイアナ旅行中その病院を見て、「ああ、ここに入院したかもしれないね」と、冗談を言える自分の元気とJ-病院のあの医者に感謝した。(自悠人)写真:脳のCTスキャンを終え自分の衣類に着替える時です。