Feb.24, 2012 兄、武弥逝く。享年84歳。私のすぐ上の兄だ。6人兄姉も残り2人になった。兄姉の中で一番長命だった。死因は脳梗塞。姉と同じだ。父も倒れてから寝たきり、多分同じ病名ではなかったか。今年、小生も傘寿になり年代が変わってお呼びがぐっと近づいたと思ったら1か月後に兄が亡くなった。命運、何時尽きるか。命の終焉は89歳と決めているのだが・・・。親族で兄仏の未亡人を除いて私が最年長となった。甥や姪は中年、その子どもたちは結婚適齢期から児童、幼児まで集まった。
一つの死は賑やかな集団を呼び集めてくれた。泣いてこの世に生まれた仏が終焉を迎え、悲しみを通り越して楽しささえ喚起してくれるのだから、時代の変化と親族集合の年齢層の変化を喜ぶべきだろう。ゆきとどいた医療行為で長生き出来た証左だろう。死は大げさに騒ぐものではないと知った。慣習は変わった。坊主も必要なかろう。簡単な家族葬とかでもスムーズに子孫に世代の引き継ぎが出来ればよい。(自悠人)