小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市久野のわんぱくらんどに隣接した敷地でメガソーラーの建設工事が行われている。建設残土置場跡の約1.8haにメガソーラーを設置する計画で、当初は今春の開業予定だったが今秋へと延伸された。先日、メガソーラー建設予定地に工事の進捗状況を見に出かけた。数ヶ月前から辻村植物公園周辺の道路沿いで新しい電柱の敷設作業が続いていた。当初は古くなった電柱の更新のための工事かと思っていたが、電柱の続く先にはメガソーラーの建設予定地があったことを思い出したので、工事の進捗を見に行くことにした。久野のメガソーラー建設予定地は辻村植物公園とわんぱくらんどの間にある道を西側に500mほど進んだ場所にある。辻村植物公園前の道路から脇道に曲がりメガソーラー建設予定地へ。メガソーラ建設予定地は以前、公共残土置場だった場所で谷あいを残土で埋め立てたので丘陵地の頂上部分が広くなっている。建設予定地では既にソーラーパネルの取り付けもほぼ終わっているようで、発電設備の建設が進んでいた。計画によると久野のメガソーラーは約1.8haの敷地に4085枚のソーラーパネルを設置し、発電量は984kwになるようだ。大井町のメガソーラーの半分ほどの規模で敷地の形状が細長いので見た目はあまりメガソーラーという感じがしない。メガソーラー建設予定地の一画にはパワーコンディショナーが設置されていた。まだ配線はされていないようで稼動はしていなかったが発電開始までまもなくのようだ。建設予定地入口には真新しい電柱が立っている。やはり開業前なので架線はされておらず。メガソーラー建設予定地の全容を見ようと久野霊園に移動。なんとか北側部分の敷地が撮影出来た。一時はメガソーラーブームで全国各地で建設や計画が進んだが、ここに来て再生エネルギーの買取見直しが検討されるなどメガソーラーの先行きが不透明になってきたが、とりあえず小田原初のメガソーラーの開業まであとわずか。完成後にまた訪れたい。

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