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小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原城址公園内で行われている御用米曲輪の発掘調査現場で11月23日に現地説明会が行われた。前回の10月の現地説明会にも写真を撮りに出かけたが、そのときは旭丘高校側のクスノキの伐採前だったので、今回は発掘調査の進展とクスノキの伐採を見学に23日の午後に出かけた。 11月23日、午後2時半過ぎに城山弓道場横のゲートから御用米曲輪発掘調査の現地説明会場へ。説明会は午後3時までなので残り時間30分ほど。見学会は大抵土曜日に開催されるので、週末のトレーニングと重なってしまい時間と体力的に余裕のない状況での参加となってしまう。ゲートから御用米曲輪発掘調査現場に入ると、まず枝下ろしと伐採されたクスノキが目に入る。近くで見ると裸の枝ばかりのクスノキがずいぶんと寒々しい。 11月5日から剪定と伐採作業が行われていたが、作業に使っていたクレーン車が無かったので剪定や伐採はひとまず終了したのかもしれない。クスノキの写真を撮ってから発掘調査現場へ。前回に引き続き戦国時代の池跡や護岸の石積みが見学できるようになっている。前回は発掘現場の周囲からしか見学出来なかったが、今回の現地説明会ではスロープが作られ護岸の近くまで行くことが出来る。スロープを下り池跡の護岸部分へ。五輪塔などの供養塔に使われている石材を加工して積まれた護岸は結構隙間無くぴっちり積まれていた。資料によるとこの護岸の石積みは最大15段、高さは約190cmほどあるとのこと。この御用米曲輪の整備・発掘調査は後5年近くかかるようなので、整備が終わり開放されるのはだいぶ先になりそうだ。次回の発掘調査現地説明会は年内にもう一度、12月21日に行われるとのことなので機会があれまた写真を撮りに出かけたい。

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