goo blog サービス終了のお知らせ 
小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



一年の中で晩秋から初冬にかけての季節が一番好きで、そんな時季に銀杏の黄葉を見るのを毎年楽しみにしている。小田原市内には銀杏の大木が点在していたが、ここ数年間で台風で大枝が折れたり、枝下ろしされたりと以前と比べ銀杏スポットが少なくなってしまった。そんな折、小田原の隣町の大井町に銀杏並木があることを知り、昨年探索に出かけたが情報が乏しかったのでまったく見当はずれの場所へ出かけてしまい、昨年は銀杏並木の黄葉の風景を見ることが出来なかった。大井町にある銀杏並木の情報をいくつか調べたところ旧第一生命の敷地内にあることが判明。今年こそは黄葉の風景を見ようと、まだ早いが事前に場所を確認するために探索へと出かけた。県道72号の上大井駅近くの入口からブルックス大井事業所へ向かう坂道の途中に銀杏並木の入口がある。かなり広大な敷地なので探索は大変かと思ったが、現地につくとすぐに銀杏並木の場所が見つかった。舗装されていない砂利道の両側に銀杏の並木が続いている。以前写真でみたことのある風景そのままで、やはりここが銀杏並木の場所で間違いないようだ。銀杏並木は丘陵地の中腹にあって、片側は足柄平野が眺望できる。黄葉の時季の午後に訪れると西日に透かされた銀杏の葉が綺麗だろう。銀杏並木はゆるやかにカーブしながら奥へと続いている。想像していたよりも銀杏の木が多く距離も長い。黄葉したらさぞかし見事なことだろう。銀杏並木を奥へと歩いてゆくと雑木林の中まで並木は続いていた。大井町にこんな銀杏並木があったとはつい最近まで知らなかった。今から銀杏並木の黄葉が待ち遠しい。今年の初冬の楽しみが一つ出来た。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )