長篠落武者日記

長篠の落武者となった城オタクによるブログです。

城好きがこじれ過ぎ ~友人佐渡守のこと~

2015年07月14日 | 
城好きがこじれ気味
と、いうのは、私が奥三河の同人誌的フリーペーパーのんほいタウンに連載しているタイトル。


※最新号でてます!モエモエさんと新城警察署の皆さんが表紙。インパクトある。

よく、
「こじれ気味、と、言ってるけど、十分にこじれてるよね。この人」
と、いう御意見をいただきます。

何をおっしゃる。
私などこじれ気味と名乗るもおこがましい。

真のこじれとは、このような人のことを言うのです。
それは、友人の佐渡守。

我ら城仲間は互いを受領名で呼びます。勿論僭称。
(訳すと、私の城好きが仲間は、あだ名を中世の武将のように「◯◯守」という名前につけています。もちろん勝手に名乗っているだけで、天皇から正式に任命された訳ではない。)

本日、昼に仕事をしているとメールが届く。
友人が少ない私にメールとは面妖な、と、思うと、数少ない友人の佐渡守から。

『休んで来てしまいました。』
とのこと。

「?」と思っていると2通目。
そこには白亜の姫路城が。。。

我々城仲間で年1回開催される遠征。この際、常に家族に嘘をつき、毎回騙して参加する佐渡守が、とうとう、仕事へ出て行くふりをして、そのまま新幹線に乗って単独で姫路城へ見学に来てしまった、と、いうことが判明。

もちろん、スーツに革靴で…。

とうとうやってしまったか、と、いう思いと、なんだ、その手があったか、という思いが交錯する。
と、考えているとメールが。

『今日100万人達成したそうな。よかった、ジャストの人にならないで。取材も来ていて妻バレするところだった。』(原文ママ)
という文書と以下の写真。


惜しい!
毎回家族にバレてしまえば面白いのに、と、思うが、すんでのところでバレずに済んでいる佐渡守。無念、と、思っているとメールが。

『庭園は畳でゴローンできるとこではなかったので疲れを癒しきれないが行くべきところは行った、見るべきものは見つ!
これで帰っても普段より早い帰りなので家庭的にもウインウインなんだな』(原文ママ)

うーむ。
民は依らしむべし、知らしむべからず、という徳川幕府の方針を彷彿とさせるような佐渡の悪行。さすがは佐渡守を名乗ることだけあり、本多佐渡守正信並みの悪知恵じゃ。
と、感心。

彼こそ
『城好きがこじれ過ぎ』
の称号が相応しい。

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