先回、スピーカーJBL4331+2405でパワーアンプ「不二音響 HYFAX PR-2023FET」「日立HMA-9500」「GASアンプジラ」を比較試聴しましたが今日はスピーカーをアルテック620Aにつなぎ試聴しました。
不二音響 HYFAX PR-2023FET
日立HMA-9500
GASアンプジラ
音源は「テディーウイルソン+北村英治」、「ART・アート・ファーマー」「Art Pepper meets The Rhythm Section」など使用しました。
アルテック620Aでの比較試聴で分かったことは、HYFAX PR-2023FETはビブラフォンやシンバルの金属の響きの抜けが良くもっともらしい表現ができることです。
FETの持つ高域の表現なのか?しかし同じFETの日立HMA-9500より明らかに優れているからそれでだけではなさそうです。
中・低域の表現の柔らかさは「GASアンプジラ」「日立HMA-9500」「HYFAX PR-2023FET」の順で「HYFAX PR-2023FET」は高域寄りでGAS、日立より音を硬く感じさせます。これはJBLでは出なかった傾向ですが、スピーカの能率の良さが差異を良く出している可能性もあります。
HYFAX PR-2023FETは、JAZZを中心に聴く場合には結構捨てがたいアンプかも知れません。もう少しいろいろ聴いてみたいと思います。