南飛騨からこんにちは

田舎で農業しながら、日々気になること、ふるさとのこと、おもしろかったこと、趣味のことなど気軽に書きます。

この夏はつらい金属屋根

2015-08-04 | 自分のこと

自宅は大正元年に建てられた古い家屋で建設当時は栗の木の板屋根でした。

今から60年前にセメント瓦に葺き替えられていましたが数年前瓦の劣化がひどくなりステンレス板の金属屋根にしました。

ステンにすると重量が大幅に軽減できて古い木組構造の負担にならず耐震性も良いと思い採用しました。

欠点として雨音が大きくなることは覚悟していましたが熱の伝わり方が予想以上でした。

ステン板には5mmほどの発泡プラスチックの簡単な断熱材が貼ってありますが、これは大きな効果は無いと思います。しかしステン板の下に木の板を敷いていますし、二階面は大きな空間があり断熱できると思っていました。しかし誤算でこの大空間の空気が蓄熱体になり階下の居住室へ熱伝導します。残念ながら昔の農家の居間は吊天井がなく二階面と天井板一枚隔てているだけですからよけい熱が伝わりやすいのです。

 

この数日は二階の窓を開け放していますが昼間は風も吹かずそれほど空気が入れ替わりません。二階面の気温は36℃以上に上昇し階下の居間も30℃以上になります。

こんな田舎でもこの猛暑ではエアコン入れっぱなしです。二階面に大きな換気扇を付ければ改善するのか・・・?。