あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の食について雑談~ちゃんぽんは中華丼・中華丼はちゃんぽん~

2009年02月22日 16時15分53秒 | Weblog
これなあに?当ててください。
勿論、食べられます。
年明けの1月の今年のこと。
OO勝負という小さなイベントで見つけました。
沖縄に20年以上住んでいますが、見たことはありませんでした。
(答えは次回のブログで)

 ところ変われば言葉も変わる。言葉も変われば名も変わる。
魚の名前も地方々で呼び名も随分違うことは知っているが、こんなことは余り経験がない。
 赴任当時、マージャンでゲームに夢中になっていて腹の空いたのに気付かなかった。

「ねえ!ねえ!」
突然、メンバーの一人が店の娘を呼びつけた。
「ねえねえ」、今ではかなり全国的になった沖縄方言である。「姉え、姉え」と漢字を当てたほうが判りやすい。一般的にいう「ねーちゃん」ということになるかな。でも「ねーちゃん」よりはずっと品がある。弟や妹が姉を呼ぶとき「ねえねえ」と呼ぶ。

 話が横道にそれた。みんな何か食べるものを注文しようというのである。
「おれはチャンポン」
それからゲームに熱中すること30分あまり。
「お待ちどうさま」
さてと、大好きなチャンポンー、とみると具の下は飯である。
「あれ~、確かチャンポン頼んだはずだけどなあ」
「チャンポンでしょう」
出前が少々気色ばむ。こんな時、うちなんちゅ-は驚くほど反抗的になる。
「これは中華丼だろう」
こちらも少々気分を害した。間違っていることより、食って掛かるようなその出前の態度に対してである。
「沖縄ではね、チャンポンの具に麺でなく、ごはんの入ったやつがチャンポン。麺のはいったのを中華丼だと言うんだ」
仲間のひとりが教えてくれた。納得はしたものの、出前の態度には実に腹が経った。

 人情に厚いと地元の人は自慢するけれど、だったらこれくらいのことで、あんなに気色ばらなくてもいいのではないか。格好いいことばかり言って。この時は、そっちの方が印象に残った。
 なるほどと合点するのに5年ほどかかった。



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