あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

那覇マラソン  初回から走りつけている我が親友

2008年12月13日 17時24分11秒 | Weblog
12月7日第24回那覇マラソンが催行された。
友人である写真の男は「大森正信」。
彼の事務所で撮った写真があったので掲載する。
連続24回出場して、今年も完走。すべて完走している。
サラリーマンで沖縄に着任して、奥様共々沖縄に惚れて、退職して沖縄に居ついてしまった。
今でも、自分で立ち上げた会社のレッキとした現役社長である。


 今年の那覇マラソンは、エントリー33,000名余りと報道された。
完走者は18,000余名。奥武山公園をスタートして、国際通り駆け抜け、一路南部路を平和記念公園に向かって走る。
平和記念公園が折り返し地点。
ここから南部戦跡の糸滿街道をひたすら那覇に向かって走る。
ひめゆりの塔、琉球ガラス村等を横目に見ながらただ走る。
この辺りになると疲れが極地に達し、足は棒のようになり、気は前に行くけれど、足が前に出ないと経験者は嘆く。
 6時間のタイム制限で、時間が来ると数人で係官が奥武山公園球場の門を閉める。あわただしいこの風景はあわれやら、おかしいやら。とにかく、係員は数名で無情に容赦なく閉める。
間に合った人たちには完走証明書が手交される。
その後、公園のあちこちで仲間や家族がひとかたまりになって談笑する。

 件の大森正信氏は5時間59分40秒であったというから、ゴールにダッシュしてゆく姿を思い描くさえ、滑稽で、ユウモアに溢れ、笑いがこみ上げてくる。
氏は今年60歳。エントリーした初回は36歳であった。本土大手企業の支店長であったが、あっさりと50歳前に退職してしまった。
からだも大きいが声もでかい。熊本出身でまさに九州男児である。
第1回が800番台、それから300番台と3時間台で長い間走っているが、男大森も寄る年波には勝てないのか、青息吐息であったろうとおかしくなる。
 2,3日後、20年来の仲間が集まって作った会の忘年会がある。この忘年会の感じを彼がしているのだが、那覇マラソンの話題で楽しい年治め一夜を過ごすことになるだろうとたのしみである。

 みなさんも走ってみませんか。
とても楽しい、のんきで、南国らしいマラソンですよ。

「という私は一度も参加したことはありません。沿道で応援するばかりです。
踊る阿呆に観る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃ損々!」わかってはいるけどね。