のらのら

『No Running No Life』を合言葉に集まったいつも走っている人やたまにしか走らない人たちの集団。

だからゆうたやんフェアリートレイル2022(セル修)

2022年07月13日 | セル修レース記
これまでのレースの中で唯一のDNFレースが2019年のフェアリー

あの時は蒸し暑さに身体がやられてしまった

その時のブログの最後の一文

6月のフェアリーはもう出ません



・・・そう、フェアリー引退宣言していましたが
がんちゃん・108君がエントリーしたもんで、しゃーーーーーなしにエントリー


遠足気分で行くことにしました


これまでのフェアリーと違ってスタートが9時半なのでレース当日5:50に出発
新しい108君のスーパーカーに初乗り

8時前には到着


受付して、トイレ済ませて、スタートに並ぶ


それではスタートです

【第1エイドまで 1時間27分】
スタート直後にゆき先生
テンション上がって、下りのロードもそこそこのペースで駆け下りて、信号待ちもほとんどなく、ロードからトレイルに突入
がんちゃんはすでに山の中へと消えていきました

トレイルに入った時点で大量の汗
前回のDNFもそうでしたが、これは嫌な予感

ところが明護坂峠を左に曲がると風もあって少し涼しさを感じた

これでペースアップしちゃった

速歩きのつもりが、どんどん前のランナーに追いつき、追い抜いちゃう
自分では無理していないつもりだったので「もしかしてオレ調子いい?」

GARMINの心拍数が160台後半なってるのも気にせずに・・・

アップダウンあるが基本的に上り中心のこの区間をなんなくクリア


【第2エイド(栃生)まで 1時間39分 計3時間07分】
調子がいいのか、エイドでコーラー飲んで、マイカップにスポドリ入れてすぐ出発
滞在時間15秒ほど

でも、トレイルに入って最初の上りでなんだか身体が重い・・・!?
後ろから来たランナーにあっという間に追い抜かれた
まぁでもそのランナーはだいぶ格上ランナーであったのだろう

その後はまた前を走るランナーに追いつき、追い抜いていく

ただ、ここに来ると風もなく、汗の量もさらに増えてきた

スーパーロングと合流するあたりぐらいからは上りがきつく感じだした

でももう少し行けばあとは激下りのみ

今思えばここで無理したのが失敗でした


妖精見えなかった。。。

激下りで太ももやられて、爪が剥がれて(いつものことでゴールする頃には新しい爪が生えていた)、どうにかロードに出てエイドにたどり着いた


【第3エイドまで 1時間44分 計4時間51分】
エイドに到着した時にちょうど日差しが強く、休憩中も暑さでやばかった
頭に水かけて冷却しながら、コーラー飲んだり、ゼリー食べたり、よもぎ餅食べたり、水分も栄養も十分に摂って7分程で出発

ここからは激上り

でもその前にフェアリー名物の川歩き


個人的にはここいらんねんなぁ〜

トレイルに入り坂を歩いて上る・・・が、なんか脚に力が入らない

呼吸もしんどい?

自分ではいつも通りのペースで歩いているはずなのに前のランナーとの差は広がり、気が付けば後ろのランナーに追いつかれて、追い抜かれる
全然あかんやん

脚に力入らんし、なんか頭もボヤッとするような・・・あっ、熱中症?脱水?
そういえば普段のRUNは早朝のみで暑さ順応できていないし、第2エイドまでペース上げすぎていたし、、、こりゃあかん状況やな〜

今までしんどいレースでも立ち止まるようなことってそんなにないのにこの区間は5回ぐらい立ち止まった


だからゆうたやん、6月のフェアリーなんて出たくないって


でもそんなこと言ってても前に進まない限りは終わらない。
こういう時はネガティブな気分にならないよう写真撮ったりして気を紛らわしてみた







その後も抜かれながらどうにかエイドにたどり着いた


【第4エイドまで 1時間25分 計6時間20分】
山の中にあったエイドで頭に水かぶり4発
これでやっと身体のしんどさが少しらくになったかな
エイドでは3分ぐらいの間に水分とジェルなど十分に補給

こっからはしばらく走れるような区間

そうはいっても立ち止まりはないものの走ってるといは言えないスピード

蛇っぽい名前の峠に向けてまた上り坂になってきて、キツめの坂を上ってたら前のランナーに追いついてきた

そういえば栃生エイドからたくさんの人に追い抜かれたけど、追いついたのは初めてだった


ところが、なななんと!

・・・・・・・そのランナーは
がんちゃんでした



どうやら低血糖?熱中症?のようで全然走れていなかったようです

LINEで座ってますというのはまさかのこんな状況だったとは
まぁ考えたらレース中に座るわけもなければスマホ見るはずもないのに

かなりしんどそうだった。。。



さてここで・・・

過酷なレースを走っていると時にその人自身の本性が出てくることがあります

過去には愛媛No1の優しい男まーしーさんが、マラソンを応援する小学生に暴言を吐いたり、
ゴール直前に一緒に走ってきてくれた先輩を引き離してゴールしたこがーりおさん

そして今回、自分よりもしんどそうながんちゃんを見て、これよりはマシやなと思って急に元気が湧いてきたセル修
なんというか、自分よりも下の人を見た時の優越感というか、上から見下して高慢な気持ちになったというか、

なんせ弱い人間の前では急に自分が強くなれた




ワル修です


そんな気持ちを隠しながら(笑)も一緒にゆっくり蛇なんとか目指して歩いて、レース中に二人で写真(これめちゃレア







ここで参加賞で頂いたOS1のゼリーをがんちゃんに1,000円で売ったワル修

がんちゃんは下るパワーがないということで先に下山
でもワル修も脚が痛くてゆっくりしか下りれない

スキー場手前で鏑木さんに会釈してやっとエイド到着


【ゴールまで 29分26秒  レースタイム6時間54分16秒】
最終エイドをがんちゃんとともに出発
すっかりワル修となった、、、じゃなくて暑さもマシになり元気になってきたセル修はがんちゃんと別れ、走り出す。

中盤スピードダウンしたから脚は残ってて、結構走れてあっという間にゴール









【ゴール後】
しばらくしてがんちゃんがゴール

108くんは久々のレースで完走し、相当嬉しかったのでしょう
すっごく笑顔

きっと人には言えない特別な何かがあったのでしょう

お風呂入って、いつもの王将へ

あまりにもくたくたでアルコールは無理でノンアル





【ブログ投稿】
あんだけしんどかったレースなのに、レース後半にボロボロになりながらも追い抜いていくスーパーロングに出ているランナーたち。
あれを見ていると2012年初めて出たSTYの天子山地で見たUTMFのランナーを思い出した。
あの時、いつかは100マイルに挑戦したって思ったんやった・・・

ってことで来年の梅雨、フェアリートレイルのスーパーロングを走ることを決意した



そして来年また言います

「だからゆうたやん。6月のフェアリーはもう出ません」って

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