傍観者の独り言

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高速料金問題:小沢幹事長 前原大臣の批判を関心も興味もない・・・大人と子供

2010-04-27 12:40:12 | 高速料金制度

前原大臣が、小沢幹事長の高速新料金を見直し要請を「二律背反」だと批判について、小沢幹事長は、前原批判を「まったく関心も興味もない」とし、『わたしは異論を唱えたわけではない、われわれ党側は、政府以上に国民に接しており、国民にはそういう声が強い』と要望を伝えただけだと会見で発言と報道。
前原大臣は、融通のきかない独善の子供に対して、小沢幹事長は、「参議院選挙が第一で、国民の声を伝えた」と大人ですね。

前原大臣は、「二律背反」批判後も、毎日新聞の記事「<前原国交相>法案不成立なら「高速1000円」継続も」によれば、

”「6月からの実施を目指している高速道路の新料金制度について、前原誠司国土交通相は25日、「(提案中の関連法案が成立しなければ)自民党政権で考えられたものが続く」と述べ、審議が遅れれば、ETC(自動料金収受システム)車の土・日限定上限1000円などの割引制度が続く可能性があるとの考えを示した。

 関連法案が成立しなければ、割引のための財源の一部を高速道路建設費に回すことが難しくなる。また、割引制度は来年3月までの暫定措置が多いため、前原国交相は「何も対策を講じなければ、(来年4月以降)大幅な料金アップになる」と指摘。早期に新料金制度に移行することが必要だとした。

前原国交相は、同日の橋下徹大阪府知事との会談で、道路建設財源に充てるため、国が認可した料金を自治体で上乗せできないかとの要望があったことも明かし、「検討する」と述べた。
」”

と報道しており、小沢幹事長の横槍で、関連法案が遅れ、現行料金体制の継続、来年度は割高の旧料金になると、小沢幹事長を牽制しています。

一方、NHKニュースの『小沢幹事長 国民の要望と反論』では、小沢幹事長は、前原大臣の批判について、

”「記者会見で「前原大臣がどういうことを言い、どのような行動をしたかについて、まったく関心も興味もない」と述べました。
そのうえで小沢氏は「わたしは異論を唱えたわけではない。全国どこに行っても『無料という前提で選挙を戦ったのに、実質値上げなどとばかなことがあるか』という声が充満している。われわれ党側は、政府以上に国民に接しており、国民にはそういう声が強い』と要望を伝えただけだ」と反論しました。
」”
と報道しています。

ブログ「地獄への階段」様のエントリー『【高速道路料金】 前原大臣の発言を考える。』ではないが、「二律背反」でなく、「二律背反」を上手く調整するのが政治で、前原大臣は、まだ、子供体質ですね。

小沢幹事長は、自治体は「高速道路建設」を望んでいるし、現行の利便増進事業の拡大を見直して、高速道路会社に支援し、高速道路建設の継続を要請し、国民は新料金制度が「割高」と言っていると話しただけで、具体的な政策を申し入れしていませんね
利便増進事業の拡大を見直し、相当額で高速道路建設の詳細は、国交省に委ねていますね。

その国交省が、政務3役が主導的に、新たな道路建設路線・金額・新料金制度の方向性を決め、国交省が詳細を詰めたことになり、新料金制度が国民から不評であり、小沢幹事長が「政治主導が、まだ努力中段階」という民主党の責任者としての自省発言は、自然であり、政府への苦言ですね。
前原大臣の「自分らは政治主導だ」とし、身内を公に批判は、自省なき融通のない独善としか思えないですね。
やはり、ガキしか思えないですね。



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