銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

いつまでも人は初体験ができるのです、、、

2015年05月25日 | 見かけだおしNのつぶやき

泣けた。

3度ほど、なぜかなぁ。

ありがちな場面なのに・・・

 

後日、最近すっかりはまってるスタッフの言葉で納得。

「みんなが一生懸命だからですよ」

あっわかるかも。

そうかもしれないなぁ。

 

また怒られそうなので、(誰に!?)

きちんと今回は見るように心掛けました。

私の知らない世界をきちんと。

ディズニーのようにマナー違反にならないよう

気をつけて?観劇したつもり・・・

はい、宝塚歌劇のことです。

 

スタッフに見送られました。

「始めて椅子に座って、ついに歌劇を見るのですね。

楽しんで来てくださいね」

原稿作業の佳境にあって、皆がピリピリするなかでしたが

スタッフはなぜか暖かく見送ってくれました。

『いい加減に大事な売り物、商品を自分で見なさいよ!』の

メッセージだったのかも。

、ですよね。

 

この度、始めての宝塚歌劇を観劇してきました。

正確には《椅子に座って》

しかし今月は初体験が続くなぁ・・・

 

舞台に疎いので、良し悪しはわかりませんが、

シンプルな感想は、、、

『心打たれた』

若い娘さんが、一生懸命。

それだけで、十分泣けます。

娘さんって・・・え?違う?

華やかな演出、高度なダンスも歌もオケも心に響きましたが、

でも、やっぱり先のスタッフの言葉、、、

『皆が一生懸命』

 

私の歌劇デビューは、なんか親心?母性の目覚め?

そんな目線でウルウル・・・

なんか間違ってます?

もう、ヤケクソ、オバサン化が加速していること、認めましょう。

頑張れ~頑張れ~

そんな応援できる相手を見つけた・・・

これが宝塚歌劇という世界への第一歩かもはて?

まぁ、私はまだ大丈夫、、、って何が?

でも、すっかり歌劇に魅了されたことは間違いないようです。

来月も行くよ~!

 

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寂聴さん93歳の語録 ~寂庵にて~

2015年05月24日 | のほほん同志Aの日常

今日の夕方、大阪梅田でツアーを終え、
帰りの電車で読む本を買おうと紀伊国屋へ行きました。

本棚の間をぶらぶらしたあげく、やっぱり今日はコレと選んだのは、瀬戸内寂聴さんの『手毬』。
良寛さまと貞心尼の魂のやりとりを描いた小説です。

70余名のお客さまと訪ねた今日のツアーは、
嵐山・寂庵での瀬戸内寂聴さんの特別法話でした。



私にとっては2年ぶりとなる寂聴さんの法話。
一年近く、寝たきりだったとお聞きしていたし、
今日の法話も受けては下さったものの、はたして当日、ご体調は大丈夫かしら…?

その懸念は、マイクを握って早々仰った次のことばで吹き飛びました。

「わたし、まだ死にきれていない。生ききれてもいない。中途半端」

念のためですが、寂聴さん、この5月で93歳になっておられます。
それでも、まだ、生ききれていない、と仰るのですね?!


ほかにも印象に残った言葉がこちら。

「今ここで私の世話をしてくれている若い人たちは、
 みんな私とは血がつながっていない。
 血のつながらない家族というありかたが、もっと増えていいと思う」

血がつながっていない赤の他人だからこそ、
その関係を築き、つづかせるには双方の努力がいる。

そうやって生まれた、血の繋がっていないつながりを、
もっともっと信頼して、大切に育んでもいいのかも。

家族とまではいかないまでも、銀のステッキが目指すものも、それに近いかもしれません。

70歳の良寛さまと30歳の貞心尼の間に流れていたものも、それに近かったかもしれません。


最後に、心に残ったことばをもうひとつ。
 
「今回病気で伏せっているとき、お墓に何を刻むか決めた。

 “愛した” “書いた” “祈った” 寂聴 」

いいなぁ、この言葉。
わたしも90歳ぐらいになったとき覚えていたら、マネしよう。

寂聴さん、まだまだこれからも書いてください。
そして、来年も、再来年も、また法話でお目にかかれる日を待っています。


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赤い、小さい丸いもの何?

2015年05月23日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

信号待ちをしている時、

目の前でバイクからプラスチックの入れ物に入った、

赤い、小さな、丸いものがたくさん転がり落ちました。

信号は、赤色。

前に進めません。

運転手の方は気付いているのかいないのか、通り過ぎて行きました。

赤い、小さな丸いもの…なんだろう?

 

私の思い浮かべたもの。

先日、事務所にとれたての苺をボールいっぱいに

差し入れして下さった方がいらっしゃいました。

スーパーで売っているものと違い、形も不揃いだったけど、

太陽の光をたくさん浴びて、大きくなったような

自然そのもののような感じでした。

口に広がる甘酸っぱい味。

おいしかったー。

 

あれは、苺か!

 

それとも、、、


私の住む近くの桜の木は、実をつけはじめています。

食用のさくらんぼとは、大きさも色も、味も全く違うけど、

鳥たちは、一生懸命、おいしそうに食べています。

あまりにもおいしそうだったので、

私もひとつ口に入れてみましたが、

苦くて、果肉の部分はほとんどなく、とても頂けませんでした。

 

あれは、さくらんぼか!

 

そんな想像をしていると

信号は、青色に。

急ぎ近づいて見ると、それは・・・ミニトマトでした。

小学校の時、トマトを鉢植えで育てたことを思い出しながら、

ああ、そうだ、夏だ。

 

確実に季節が夏に向かっているように感じました。

 

 

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西大台ヶ原から始まった

2015年05月22日 | Hの生きる喜び、それは

今でこそ、私の山好きが浸透していますが、
社会人になるまで、山には全く登ったこともなく
自然になんて、全く興味がありませんでした

何のきっかけか、旅行会社に入り
初めて行った山の添乗が「西大台ヶ原」でした

もちろん、熟練山ガイドも同行し、私はただのサブ添乗(見習い)
とりあえず、ザック背負って、前向いて歩けたらそれで良し
GO!と押し出された記憶があります

初めて履いた登山靴
初めて着た雨合羽
初めて歩いた山の中・・・

全てが初めて尽くし

熟練山ガイドと、それに続く参加者の皆さまの軽々とした足取りに反し
付いて行くのがやっとの私・・・

待って~とは心の叫び 

添乗員ともあろうものが、へっぴり腰では話になりません

でも、思えばこれが全ての始まりだったのです

山、と言えば、「しんどい」、「単調」、「頂上目指す」

そのマイナスイメージを、ここ西大台ヶ原は軽く払拭してくれました

みずみずしい森の香り、
緑の中でほおばる、お弁当
ふかふかの土の上を歩く感触
鳥の声や葉っぱのざわめき、風の通り抜ける音

こんな気持のいいことが、他にあるでしょうか?!

私に山の素晴らしさを教えてくれたのは、ここ西大台ヶ原と
あの時、初陣の私を案内してくれた山ガイドでした

そのおかげで、今も登山靴を履き続けています

 

今日、彼の訃報を知りました

 

西大台ヶ原と、そしてあの日、あの出会いに、感謝の気持ちをこめて

来週、思い出の西大台ヶ原へ、行ってきます

 

あの時は、雨でした
今回も私の思いと重なって、涙雨になるような気がします
(参加者の皆さま、先に謝っておきます・・・

雨女に免じてお許し下さい、ゴメンナサイ)

 

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ランドの寛容=失ったもの、イコールじゃないな

2015年05月21日 | 見かけだおしNのつぶやき

夕方、あるお客様から一本の電話。

『ディズニーランドのツアー、あなたが添乗だったって、聞いたよ、意外ね~』

『ご参加の皆さんも困ったんじゃない?』

はい。かなり。

 

よく、ご理解いただいているようで、

確かに、私の添乗は、ダメでした。

 

詳細は、別にして、不向きであったことは事実。

その最たる理由・・・

 

ホテルの売りは、ランド内にあること。

確かに立地を含めて、いいホテルでした。

でも、エレベーターです、私が常に囚われたのは、、、

 

たいがい、エレベーター内は一人の世界ですよね。

ささいなことを無で思う心静かな時間。

なのに、なのに、

エレベーターは、私が入ると同時に、

「一階だよ~」

「三階だよ~」

 

いちいちアナウンス、しかもありがたやミッキーの声。

最初は気にならなかった私も、回を重ねるごとに

「だよ~」「だよ~」と、ミッキーの裏声?に

腹がたってきたわけで、、、

この次元がもはやスタッフにいわせると、

最悪!だそうです、私のような客は、、、でしょうね。

 

連泊ゆえ、日常的に繰り返されるミッキーの甲高いアナウンス。

分かってる、ちゅうねん!

最終日あたりは、もうケンカごしの私。

もちろん独りごと。

エレベーターで一人、ぶつぶつ。

 

『夢の世界から今すぐ立ち去れ~!!』

ディズ二ー的に、そう魔人にいいわたされ

遠く空の彼方に吹き飛ばされそうですが、、

無視、無視、と強気の私に

ある一組の家族が同乗。

 

『一階だよ~』

相変わらずミッキーが、なんかのひとつ覚えで、、、

また、私のドス黒い心の叫び、

「同じこと言ってんじゃ、、、」

と、悪い人(私)の声にかぶせるように

 

『わぁ~ミッキーだ、ミッキーマウスの声だ!』

天使の声が。

『そうよ、ミッキーは良い子にしてると、

声をかけてくれるのよ』

その天使の声の母。

・・・

その時、エレベーターの閉塞感のなかでしっかり認識しました。

失った時間、失ったものの大きさ。

そして、もう取り戻せない、そのことの重大性も。

 

ディズニーランドは夢の世界、なるほど・・・

 

先のお客様、

『11月のディズニーの添乗はあなたじゃないよね』

はい、私ではないです、ご安心下さい。

ちゃんと夢の世界のマナーを心得たスタッフがご一緒します。

 

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