矢倉川と港湾

2010年08月20日 | 滋賀百川


 「音や色、伝統文化を生かした「まちづくり」


 磯崎神社

磯の崎 漕ぎ廻み行けば 近江の海 八十の港に 鶴さはに鳴く

                               高市連黒人

磯がくれ おなじ心に たづぞ鳴く なが思じ出づる 人やたれぞも  

                                  紫式部


【矢倉川】

 矢倉川-松原磯

滋賀県彦根市及び米原市を流れる、琵琶
湖に注ぐ川。彦根市東部の山中に発し北
流、仏生寺町・荘厳寺町・鳥居本町・下
矢倉町・甲田町を流れ、坂田郡米原町梅
ケ原地区に入ってすぐ西転、米原町磯地
区を流れこののち再び彦根市松原町に入
り、松原干拓地北部で琵琶湖東岸に注ぐ。
河口部には松原水泳場。一級河川の起点
は彦根市仏生寺町の城山。

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寒谷川
彦根市仏性寺町の山中に発し北流同地区
で矢倉川上流部左岸に注ぐ。

小野川
一級河川の起点は彦根市小野町の長台。
北流し、坂田郡米原町磯で矢倉川下流部
左岸に注ぐ。東海道新幹線の西方に沿っ
て流れる。
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※資料「
矢倉川 流域治水を考える会
※資料「
矢倉川増水被害
※資料「
彦根の上代の歴史と近江商人の起源を探る




【磯山と物生山】

 

磯山(標高:159.5m)は佐和山山地の北
に独立した形で張り出している里山。室
町時代には磯山城があり、関ヶ原の合戦
後、井伊直政が彦根に封じられた際、こ
の地に城を築く候補にされた所とも言わ
れている。北西端にある磯崎神社は日本
武尊・他を祭神とする神社で、湖岸には
墓印に置いたといわれる烏帽子岩がある。
一方佐和山山地の北端にある物生山(標
高:190m)にも物生山城址がある。織田
信長が築いた陣城ではないかといわれて
いる
。両山は矢倉川を挟み対峙。

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※資料「山悠遊
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【彦根旧港湾】







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※資料「彦根旧港湾環境改善懇話会
※資料「ワタカ稚魚放流

東北部浄化センターの処理水放流先であ
る彦根旧港湾では近年、水域内の環境変
化に伴う水草の繁茂をはじめとした課題
が生じ、同水域の環境形成には様々な要
因が複雑に絡み合っているため、学識経
験者や地元代表の方々、管理者等が協議
して望ましい将来像とその実現に向けた
対策方法について議論するため、彦根旧
港湾環境改善懇話会を設置した(設立:
2009/06/17)。

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 ワタカ

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海外勤務で帰国し一番思うことと言えば
湿度が高いということと、何気ないこの
町の風景がとても美しいとうのが印象だ。
たとえ、世界遺産の観光後としてもだ。
湖岸で美しいところとと言えば、旧港湾
松原から米原磯にかけては琵琶湖でも二、
三の指に数えられる。かの文豪、三島由
紀夫の『絹と明察』でこの地に訪れ、ヘ
ンダーリンの詩篇と琵琶湖の山紫水明を
重ね合わせているが、50年前の瀬田シ
ジミ沢山取れた美しさ」
は、まだ取り戻
せていない


   磯在住の同志、故久保祐夫氏に

               合掌



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