Hidenori Nodera 野寺秀徳『輝く路の上で』

SHIMANO Racing野寺監督のブログ

楽しさを再認識しています

2020-08-31 15:02:42 | 日記

今期目標早くも達成!

と言うのは、私以外誰も知ったこっちゃないでしょうが、自転車走行距離のお話です。

例年、年間3000㎞を超えるくらい、月平均にして300㎞程の走行しかできていなかったのですが、今年はとっくにアプリ内で目標に設定していた4500㎞を走破していました。

引退後10年目にして最もスポーツ選手風なシャープな身体にもなっているわけですが、先日は勢い余って選手のトラックバイクを取り上げ約20年ぶり??にトラックバイクで競技場を走行したのです。

選手のトレーニングの合間に10周回程アカバンと呼ばれる走路の最もインコースをメインに走行。





それだけでもロードとは違った負荷を感じ、やはりトラック競技は負荷が高くきつそうだと感じました。

が、

選手が短距離~中距離のタイム計測へチャレンジしている姿を見ていたら、やはり闘争心が芽生えてきます。

トレーニングを切り上げる直前に、選手にお願いし静止状態からスタートし1周400Mを全力で加速するタイムを計測してもらいました。

結果。


29秒25。

!!!

解る人には解る。結構速い。

なななんと学生時代とぜーんぜん変わらないタイムで走る事が出来たのです。

しかもギア比は55X15(ゼロキロスタートにはかなり重い)。

ちょっとズルしてインラインを走った事はここでは大きな文字で書くのはやめておきます。

脚力というよりは、背筋を中心に全身でハンドルとペダルを強く引きはがすような力が必要な種目。種目?

普段、重いテントを地面から持ち上げたり、スーパーで飲料水を複数箱買いし、分けて運べば良いのに根性で一気に運んだ経験がこのタイムに繋がったに違いない!!

ってホントか?


とにかく、20年ぶり、たったの10周の走行でしたが、チャレンジ精神を駆り立てられ緊張感と達成感を味わう事が出来る素晴らしい体験でした。

ロードバイク、マウンテンバイク、トラックバイク。

今までも知っていたはずの自転車の素晴らしさですが、ここ数か月更に深く知る機会となった気がします。

 

↑新人、風間翔眞選手からお借りしたバイク。鉄のフレームしか乗った事が無かった私としてはカーボンバイクというだけで気持ちが盛り上がりました。(木村圭佑キャプテンはむしろ鉄のフレームで気持ちが盛り上がるらしく愛車は競輪用の鉄フレームでした。)

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 輝く(予定の)青い三連星☆☆☆~ | トップ | きっと皆どこかでつながっている »

コメントを投稿