コロナでレース遠征が少なくなり、利用頻度はめっきり減っていますが今日は宿泊先での話。
ここ数年、遠征で訪れた宿のチェックアウト時に部屋の写真を撮影することがルーティーンとなています。
「こんなステキなお部屋にとまったのー」
と、映えPhotoを残すためではありません。
なるべく部屋をきれいにして出ることを考えていて、写真に撮ることで整っていない場所が目立つのでそうしています。
私の場合、高頻度で繰り返す忘れ物対策にもつながります。
きっかけは、もうずいぶん前に読んだ小説に描かれていた一場面。
老夫婦の奥様が、ホテルを出るとき毎回部屋ばかりでなく水回りも掃除することを旦那様が関心する場面だったと記憶しています。
ふと、親戚の経営する宿で、部屋の掃除やシーツの交換をしていた母の仕事を邪魔した幼い時の思い出が頭によぎりました。
自分が清掃する人の立場で考えることが希薄であったこと、散らかしたまま部屋を出ていくことも多かったであろうことを思い知らされました。
仕事として任せるべきだ、という意見もあるかもしれませんが、たぶん、整えたほうが清掃する人も気持ちが良いだろうと想像しています。
生きているかぎりは人に不快な思いや迷惑をかけてしまうことだらけです。
せめて自分がコントロールできる部分で、少しでも正しいと思える行動をとってゆきたいと考えています。
自宅の部屋も片づけられればなお良いのですが。。。
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