Hidenori Nodera 野寺秀徳『輝く路の上で』

SHIMANO Racing野寺監督のブログ

サバイバルサイクリング

2014-02-05 01:10:55 | インポート

Hatanaka_doro

なぜ?

Htanaka_doro2

なぜそんなところを。

Hatanaka_doro3

走るんですか????

※すべて畑中選手

・・・。

と、言うことで先週末は関西シクロクロスの最終戦にチーム非公式行事として参加してまいりました。

と、言うか。

なんでわざわざそんなドロドロのところ走るんでしょう。

あんな沼地の上を人間が必死な顔をして進んでいる姿。

アメリカ映画でシルベスタ・スタローンあたりがしていた事以外記憶にございません。

しかも、それは命の危険にさらされる等、泥の上で必死な顔をしてしかるべきストーリーがあったはずです。

平和な日本の都市にほど近い場所にある平和な河川敷で、凡そ平和を感じていると思われる人々が、なぜか何かから逃げ、そして何かを追いかける姿。。。

私には到底理解できません。

理解できないので。

理解するために。

参加してしてしまいました。

そこで悟りました。

それは大地との融合そのものなのだと・・・。

・・・そのものなのか?

と、言うことでやはりなんだか泥遊びは楽しいのです!

汚れるから、と親に止められても子供は土を触りたがります。

本当は大人も土に汚れたいのに無機質で汚れが無いのがスタイリッシュなのが大人でそうあるべきだと刷り込まれてきたのが我々大人なのだと思いますそしてそんな常識に『日曜日』という日常なのか非日常なのかわからない時空の隙間を利用し革命を起こそうと集った勇者の集い。

それがシクロクロスなのだと思います!

違うとも思います!!

と、わけが解らなくなりましたが、真冬にドロドロの沼を自転車で走り、自転車を冷水で洗ってから帰宅する。

この一連の流れの楽し事!

未体験方は一度どうでしょう。

きっと病みつきになりますよ。

Yukishimano1

本日から和歌山にてトレーニングキャンプを行います。

写真は大阪から移動時のもの。

吹雪く峠を越えてなお、100㎞の道のりを走りました。

濡れて体温が奪われた身体を心配し、スタッフは中間地点で車への乗車を進めたのですが選手は希望しそのまま進みました。

自転車選手は過酷なほど燃えるのか?

やはり、スタローン派なのか??

コメント
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