超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

正負エントロピーの負帰還

2009-12-15 05:55:36 | Weblog
人は世界を切り開く正のエントロピーと
自分の弱さ・情けなさ・いい加減さ・間抜けさを
食べる負のイントロピーからなる。

自信満々は、正帰還=発振であり、狂気である。
学問芸術では狂気も用いる。

人とその世界は、強さと弱さの負帰還である。
それは楽器の進行波と後退波からなる調和振動を作る。

    *。
強さばかりでは、世界は破壊される。
それが現状だ。

渡る世間は鬼ばかり。
これが人の生きる世界だ。

これを笑顔で隠蔽し、人間が狂った。
人は非難罵倒されているのが通常だ。

それを笑顔でごまかしてはならない。

エチケットこそが、人を狂わせた。

*。
人は蔑まされている。
これが養分だ。

ここに生物は育つ。

*。
世界は育たず、人を食い物する。
これが現代の崩壊現象だ。

侮辱を食って生きていれば、世界は破滅しなかった。

    *。
蔑まされるものは、幸いである。
そこに人間性が育つのだから。
そこに神の祝福がある。

偉ぶるものは、不幸である。
そこに人間性は育たないから。
そこに悪魔の笑顔がある。

*。
自分の情けなさを食う、
これが負のエントロピーを食べることだ。
そこに人間性が育つ。
それが真の強さだ。

強いものが強くなる、
それは弱者を食い物にすることだ。

   *。
世界を対偶で見るとこうなる。

弱いから強くなり、
強いものは弱いものを食って、ますます弱くなる。
それが自信を自信と上書きした。
全く逆の現象が起きている。

即ち、否定の肯定が自己実現となる。

人類の本質 人間の本質

2009-12-15 05:18:05 | Weblog
人は現象を生きてきた。
そして実体を生き始めた。
実体は人には実存でも、現実には妄想であった。

これを突き抜けて人間の本質が垣間見え始めた。

*。
三段階理論でいえば、
ユ-クリッド-ニュートン系→相対性理論→量子力学に相当する。
言葉系→イメージ系→コード系でもある。

人種などという言葉を作ったから、差別が発生する。
これが言葉系の特徴だ。

矛盾と無矛盾が並存し、言葉自体に無矛盾は存在しない。

     *。
矛盾は現実に言葉を作用させると現れる。

現実は無矛盾だが、
言葉を作用させると、矛盾が現れる。

だから言葉を使わなければ、矛盾のない世界を生きる。
それは力の世界だ。

権力が無力を食い殺す世界だ。

*。
それは困るとした人が人間だ。

ここから苦しみが始まった。

*。
弱者を殺さないヨーロッパだが、人種差別は残っている。
白人は殺さないが、有色人種は殺す。

有色人種は、弱者ではなかった。
有色人種は、白人の異物であり、排除しなければならない。
国家原理主義だ。

相対性理論は白人に成立したが、有色人種には成立しない。

*。
人類はまだスフィンクスだ。
人間の顔した獣だ。

それを純粋培養した日本だ。

    *。
いよいよ人間の本質に迫るところだ。

そこに日本の全体がある。
それがクール・ジャパンだ。

日本の固有関数=固有空間は、人種差別のない世界だ。
これを超高精度で実現する。
これが日本思想の本質だ。

*。
この世界は言葉を超えたいなければならない。
即ち、コード世界だ。

日本は言葉を作らなかった。
それはコードを保存するためだ。
日本人はコード=量子力学を生きていた。

これが神のプログラムだ。

*。
ここに人間の本質を現す。

言葉を持たなかったことこそ、人類を観測できる。
コードが人類観測装置だ。

    *。
そこでは人の表裏を同時に観測しなけれはならない。

お上日本は、一方だけ見る狂気の世界だ。
それを食って、両面世界を観測する。

*。
お上が世界に出て世界を破壊した。

これで死の本能を一掃する。
この殺人革命に、生の文明が成立する。

革命は殺人に始まる。
日本は人類の死の本能を殺した。

それは生の文明を作っていえることだ。