二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

カリンの樹肌

2021年04月20日 | シャッフル/photos
わが家のカリンの一本、一種独特な樹肌。 陽に焼けた人間の肌のように幹がどんどん剥けていく。 ふ~む、こんなに赤みが強かったかしらね。ここいらの土壌はかな気(鉄分)がとても多いので、鉄が酸化した色、錆色が強めに出るのかも知れないが(´v’) 昔は(いまも)床の間の床柱によく使われていたぞ! . . . 本文を読む
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今日のけん太

2021年04月18日 | シャッフル/photos
今日からケンタを、けん太に変えることにした。 北風びゅーでほこりっぽい一日。廃棄するごみの中で遊んでもらってご機嫌けん太(*^。^*)  冬毛のままなので、もこもこしていて、少々汚れている。 傷跡が目立たなくなった。 よかったなあ、左目つぶされたかと心配したけど(´・ω・)? . . . 本文を読む
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2千年前の歴史家・タキトゥスを読む

2021年04月18日 | シャッフル/books
読もうと思ってから、何十年(笑)。 「ゲルマーニア」について書かれた最古の文献。現在半分ほど読んだところだが、おもしろい本である。 かなり専門的でわからないところも多いし、注釈がてんこ盛り! それを煩わしいとかんがえてはならない。 この岩波文庫、文章は古めかしく“学術的”。新訳も出ているかしら(´・ω・)? コルネリウス・タキトゥス(55年頃~120)はローマの執政官を務めた。 岩波文庫にはほか . . . 本文を読む
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比類なき時間の過ごし方

2021年04月12日 | エッセイ・評論(海外)
これまでにも多少書いているが、今日は本そのものの話題。 内容・中身のことではなく、ものとしての本について、極私的に。 稀覯本あるいは準稀覯本といいたいところだけれど、それほど大したものではない、まったくのところ(*ノv`) 本は毎日欠かさず読むし、ベッドルーム、クルマの中まで“枕頭の書”が備えてある。 活字依存症、中毒者である。 病院の待ち時間にも、本を開いていることが多い。 2日に1回は本屋さ . . . 本文を読む
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クセジュ、わたしは何を知っているか? ~モンテーニュを読む

2021年04月11日 | エッセイ(国内)
クセジュというと、岩波新書の元になったクセジュ文庫を思い浮かべる人が多いだろうが、その語源が、モンテーニュの「エセー」にある。 フランス文学をやった人はもちろんのこと、フランス語の“ Que sais-je?”を知らない読書人は存在しないだろう、ごく一部の例外をのぞいて。 ■宮下志朗「モンテーニュ 人生を旅するための7章」岩波新書(2019年刊)を読む 宮下志朗さんは1947年のお生まれで現 . . . 本文を読む
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二つのヘルメット

2021年04月10日 | シャッフル/photos
波鈴音と書いて、パリンネと読ませる。すごい当て字だにゃ、読める人まずいないだろう。 ネットで調べたらスイーツのお店。 そこにあらわれたビザーラのバイク! 店の前のヘルメットの女性とバイクのヘルメット、この一瞬をゲット・・・思った通りの絵づくりができた。 連写せず、ワンショットで決める快感(´v’)タハハ . . . 本文を読む
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今日のケンタ

2021年04月05日 | シャッフル/photos
今日の午前中のケンタ♪  傷が大分癒えてきたな。耳の後ろの深い傷も瘡蓋ができた。 「まだ毛皮に穴があいている」状態だけど。喧嘩はもうこりごりだろう? といったが「ニャア!」と一声。 わかっているのかいないのか。 頭の中はゴツゴツと瘡蓋だらけ、耳たぶも食い破られている(´Д`)  野生の宿命だにゃ。 . . . 本文を読む
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文庫本の短篇集

2021年04月04日 | シャッフル/books
近ごろ気が向いて書庫の中から引っ張り出してきた海外短篇集(岩波文庫だと必ず篇の文字を使う)。 困るのは、買って手許にやってくると、解説やあとがきだけ読んで、半分中身も読んだつもりになってしまうこと(*´v`)  「いつか読もう、つぎには読もう・・・」なんてつぶやきながら。 文庫本の大ファンなの、翻訳ものだけで20冊くらいあります。 . . . 本文を読む
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蘇芳と桜

2021年04月02日 | シャッフル/photos
後ろに咲いているのがソメイヨシノだとはだれにでもわかる。でもこの手前、濃い紫の花はなんでしょう、ご存じの方いますか?  スオウ(蘇芳)です。 飛鳥時代に東南アジアから入ってきて、お公家さんの衣類の染料に使われていたんですって´・ω・  いよいよ花のシーズン到来じゃなあ、家にこもっていること多いけどねぇ。 . . . 本文を読む
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