二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

浦雅春「チェーホフ」岩波新書(2004年刊)レビュー

2021年02月24日 | エッセイ(国内)
オビに、「没後100年の今、明かされる『桜の園』の作家の知られざる素顔」と銘打たれている。そうだ・・・もうそんな時間が流れたのだ。 この岩波新書は前に一度読んでいるので、今回が2回目。つい数年なのに、半分、いやそれ以上忘れている、あきれたことに(´・ω・)? 浦雅春「チェーホフ」はとても切れ味の鋭い、論旨明快な一冊。しかも深い“読み”。21世紀のチェーホフ論は、本書をはずしてはかんがえられないだろ . . . 本文を読む
コメント