二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

「新人生論ノート」木田元(集英社新書 2005年刊)レビュー

2018年04月04日 | 哲学・思想・宗教
ある程度の年になると、人は人生論を語りたくなるものらしい。 五木寛之さんなど、お若いころは、かなりいま風(といっても70~80年代風)のとんがった小説を書いていたのに、老年になって、仏教と人生論が得意分野となった(笑)。 本書は編集者が「三木清の『人生論ノート』のようなものを」と、木田先生に注文をつけ、集英社の広報誌「青春と読書」に連載したものだそうである。 木田先生といえば、西洋哲学の専門家。 . . . 本文を読む
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ブルーの日除けテント

2018年04月04日 | シャッフル/photos
「桜狩り」のアルバムからもう一枚、これをピックアップしておこう。 この爽やかなブルーの日除けテントは遠くから眼についた。 「可愛いですねぇー、撮影させてもらってイイですか?」と保護者の方にたのんだら、即座にOK。 きびしい逆光条件だったので、露出補正し、さらにレタッチ(^^;)  記憶に残るステキな一枚となった♪ 「手作りのお弁当、おいしそうだにゃあ」  どうもありがとう、小さな天使たち(^^ . . . 本文を読む
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「二〇世紀の歴史」木畑洋一(岩波新書 2014年刊)レビュー

2018年04月04日 | 歴史・民俗・人類学
こばたさんとお読みするのかと思ったら、きばたとお読みする。東大出の先生で、ご専門は、イギリス帝国史、国際関係史、国際関係論。 わたしの関心はこのところ、世界史へと向かっている。古代史や中世史については、これまで、そこそこの本を読んできたが、近現代史には弱いので、二〇世紀に焦点をあてているこの本を手に取った。 しかし10日ほど前に読みおえているため、いささか、印象が薄れてしまった(^^;) この本 . . . 本文を読む
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