二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

「カラマーゾフの兄弟」(2)

2008年02月10日 | ドストエフスキー
 いやはや、血が滴るようなメガトン級の巨大なビフテキにかぶりついたみたいで、歯ごたえがありすぎ、読みこなしたという風にはとても思えない(^^;)   しかし、重く深刻に考えるばかりがいいわけではないだろう。ドストエフスキーは雑誌経営者でもあったから、ジャーナリストとしてなかなかの才腕を発揮したはず。「賭博者」や「罪と罰」を書いているころ「これはおもしろい小説だから、必ず売れる」とムキになって出版 . . . 本文を読む
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