わたしの好きな場所。
とあるヘイアウの中から、コウラウ山脈を眺めた風景。
足元には深い緑が広がり、頭上には、木々が茂る。
夕方、
だんだん周りが薄暗くなり、
もやがかかったように風景が霞む。
太古の人たちが見たであろう風景を、
わたしも見ている。
ここに時間はない。
「今」は過去であり「過去」は今。
時間という軸は、ここでは意味をなさない。
「未来」すら、大きな流れの中では、
しんと静まり返った風景画のようなもの。
「時」という概念を超えたものがここにはある。
現在も過去も未来も濃縮された、この空気の密度はどうだ。
時を越えたこの風景画の中に、わたしはまだ立ち入れない。
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