メキシコの祝日、シンコ・デ・マヨ
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5月5日は、日本ではこどもの日。
メキシコでは、シンコ・デ・マヨ。
1862年5月5日、プエブラの会戦でメキシコ軍がフランス軍を奇跡的に撃退したことを記念した日。
友人とドライブしながら、
「ああ、今日はメキシコの日だね。ランチはメキシカンでも食べる?」
ってなって、マノアのサージズ・メキシカンキッチンへ。
ちょっと大きめの屋台、って感じの店。
11時40分ごろお店についたら、もう行列ができている。
カウンターでオーダーして料金を払って、料理を受け取って自分たちでテーブルに着くスタイル。
オーダーするまでに20分。12時ちょうどにオーダー。
シンプルに、ブリトーとタコサラダを。
「20分くらいかかります。」とキャッシャーが言う。
20分ならまあ、そんなもんだよね。
2時から仕事が入っているので、1時にはここを出ないといけないんだけど、1時間もあればここで食べていけるよね。
さて、のんびりと待つ。
オーダ待ちの行列は、どんどん伸びる。
人気あるんだねー、この店。
お昼前にお店についてよかったー。
この時点ではまだ余裕。
あれ?
見ていると、オーダーのために並んでいる人の列がなかなか進んでない。
オーダーなんてちゃちゃっと注文してお金払うだけなのに、それがなかなか進まない。
ちょっと不安になって、テーブル席のほうを見る。
いくつかのテーブルは、食べてる人がいるものの、半分近いテーブルには何もない。
オーダーしても、なかなか出来上がってこないみたい。
みな、ソフトドリンクや水なんかを飲みながら待っている。
不安がつのる。
時計を見れば、もう20分はとっく過ぎている。
キャッシャーのお姉さん、20分くらいでできるって言ってたよね。
たまーに、「32ばーん」「27ばーん」って呼ぶ声がするものの、待ってる人の数は一向に減らない。
オーダー取るのも遅けりゃ、料理が出来上がるのも遅い。
受け渡しのほうのカウンターを見ていると、どうもうまく回ってないみたい。
オーダーしたものと、出来上がった料理の連動が出来てなくて、私たちより後にオーダーした人が先に呼ばれたりしてる。
オーダー済みの人たちが次第にザワザワしだして、受け渡しカウンターに詰めかける。
わたしたちよりずいぶん後にオーダーした人が私たちと同じ料理を先に受け取ったときには、
さすがにこれはおかしいでしょ、とナンバーを告げる。
「34番はどうなってるの?」
レシートを見せて確認すると、どうやらオーダーがキッチンに通ってないみたい。
この時点で、40分経過。
今から作るの?
どういうこと?
結局、私たちのナンバーが呼ばれたのは、オーダーしてからほぼ1時間後。
「うちはファストフードじゃないから、気長に待ってね」って書いてはあるけどね。
待たせすぎでしょう。
レストランとかだったら、トルティーヤチップスとサルサなんかが出てくるから、
食べながらのんびり待てるけど、こういう屋台はそれもない。
そんな中、1時間も待たせる?
ブリトーとタコサラダ、作るのになんで1時間もかかるのよ!
ご丁寧に、「払い戻しは致しません」とも書かれてる。
オーダー遅くても、先に料金を払っちゃってるから、「もういらないからリファウンドして」も出来ない。
食べても余裕、と思ってたけど、仕事に行かなきゃ。
ToGO用にボックスに入れてもらって仕事先に移動。
食べる時間もありゃしない。
仕方ない、仕事の合間に食べよう。
車を降りてから急いで歩いたもんだから、ボックスの中でブラックビーンズがブリトーとライスにぐちゃぐちゃに混ざっちゃった。
たしかにね、お味はおいしかったです。たとえぐちゃぐちゃになっちゃってても。
まあね、メキシコの祝日に、メキシコ料理を食べようというベタなことを考えたのが間違いだった。
日本の元旦に神社に初もうでに行って、なんでこんなに混んでるんだ!と怒るようなものか。
そう思えばまあ許そう。
他の日もこんななのかな?
さんざん待ってもうこりごりって呆れながらも、普通の日にもう一度トライしようかな、とかすかに思ってるわたしは、
実はかなりのメキシコ料理好きなのかも。