カウアイに行く前日、お店で見つけた、ハーブ栽培キット。
ブリキのバケツに、直径5センチほどのポットが2つと土、そしてハーブの種が4種類入っている。
グリーンを育てるのは得意ではない。
犬と違って、植物は「水くれ!」とか言わないので、つい水やりを忘れたりしてしまうのだ。
自分が根気のないことは解っているので、グリーンを育てようとか、家庭菜園をしようなどとは思ったことがない。
それでも、よそのお宅におじゃまして、出されたお水に入っているミントを、
「ああ、これ?裏庭から摘んだミントよ。」
なんて言われたら、ステキねえ、と憧れる。
4ドルほどの破格値だった。
ロス・ドレス・フォー・レスはなんでも安い。
シーズンが終わったものや、過剰生産されたものが回ってくるのだと思うのだけれど、
とにかく、安い。たまに、キズ物や、これ売ってもいいの?と思えるような品もある。
このハーブ栽培キットも半額以下の値札だったので、もしかしたら古いのかもしれない。発芽しないかも。。。
「まあ、でも、この値段だったら失敗してもいいかな、」とデキゴコロで買ってみた。
買ったらすぐ開けてみたくなるのが人情ってもんでしょう。
さっそく、箱からだして、圧縮された土に水を与えて、袋に入った種を適当にばらまいてみた。
さて、次の日からカウアイに1週間。
なにもこんなタイミングでスタートしなくても。。。と我ながら思った。
水やりは、当然kenji。
彼はわたしと違って、マメだ。
コツコツとやることを苦に思わない。
「水やりよろしく!」
と言い捨てて旅に出た。
一週間後、帰ってきた時には、実はすっかり忘れていた。
リビングに入り、窓際に目をやった際、視界に入ったグリーン。
「!」
育っていた。
kenjiすごいねえ。
おまけに、
「間引きとかしなくていいの?」
とまで気を使っている。
少し前に、いいイチゴを育てるために、間引きして一つに養分を集める、という情報をテレビで見たらしい。
雑草みたいなもんだから、このまま育ててみよう。
バジル、オレガノ、ローズマリーにセロリ。
大きく育って、フレッシュハーブでイタリアンクッキング、なんて出来たらいいなあ。
今後も水やりはkennjiに任せたほうが確実だ。
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