俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

こんな政治家、見たことがない

2010-05-05 13:51:14 | Weblog
鳩山由紀夫首相(63)が4日、就任後初めて沖縄を訪れた。

鳩山首相は仲井真弘多知事と会談し県内移設を要請した後、
普天間飛行場に隣接する普天間第二小学校を訪れた。

周辺住民と意見交換したいと、自ら望んだ対話集会。
約1時間、15人との質疑だったが、首相への怒りがほとんどだった。

「あなたは最低でも県外と言った。政治家の言葉には重みがある。一部でも県内なら県民は納得しない」
「県民の怒りはマグマのように噴き出す」と無責任さをなじられた。
「政治主導でなく官僚のいいなり」
「県内移設はご自身が成し遂げた政権交代の意義を、すべて否定するもの」と、政権の売りも否定された。

鳩山首相はメモを取り、意見を聞いた。
6年生を担当する教師に児童が書いた手紙を渡されると、神妙な表情になった。
反対派のイメージカラー黄色と同色のかりゆしシャツだったが、気持ちは通じ合わなかった。
「理解は得られないと思うが、お願いせざるを得ない」と、繰り返した。

だが、その一方で「最終的な政府の決定はされていない」と、あいまいな言葉もあり、女子高生の喜屋武誉(きゃん・ほまれ)さん(16)に「首相の姿勢に具体的なものは何もない」と突き放された。
終了後、国政(くにまさ)美恵さん(55)が首相に歩み寄り、SPに阻止される場面もあったが、メモ用紙に「県内移設は認めない」という趣旨の手紙を書き渡し「信じていいか」と聞くと、首相はなぜかうなずいたという。

このテレビニュースを見ていて、何という首相かと思った。
言葉をあいまいにしていない。
精一杯誠実に対応しようとしていた。
彼は、決断が遅い。
人の意見を聞きすぎる。
こんな首相は見たことがない。

本来、県外移設の案がなければ沖縄に行く必要はなかった。
詰られることが分かっていて、出かけていく愚鈍な鳩山首相。

私は好きになってしまった。
私利私欲を感じない。
なんとかベストを尽くそうと一生懸命。
彼のまわりにいいサポータがいればいい政治をしてくれると考えた。

彼を除いてあまりかと交渉はできないのではなかろうか。
至誠天に通ずという。

彼はそれをやってくれそうな気がしてきた。
私は彼のサポータの一人になってみたいと感じるようになった。