俺にも一言、言わせろ

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政府が口蹄疫にかかっているのかも知れない

2010-05-18 18:33:25 | Weblog
宮崎県の種牛の飼育施設でも家畜伝染病「口蹄疫」の感染の疑いがある牛が見つかった。
その後、被害が拡大している。
この問題で、農林水産省は18日午後、農水相の諮問機関「食料・農業・農村政策審議会」の牛豚等疾病小委員会を開いた。
追加的な感染拡大防止策として、健康な家畜へのワクチン接種や、
一定区域内の全頭殺処分などの是非を議論したもようだ。

手の打ち方が実に遅い。
口蹄疫の発生の経緯をまとめてみた。

2001年2月、台湾の2農場で豚の口蹄疫(血清型O)が発生(豚3頭)。
2003年5月に台湾はワクチン接種清浄国に認定されていた。
2008年8月以降、台湾では段階的にワクチン接種を中止していた


中国では、2005年の初発生以来、口蹄疫(Asia1タイプ)が断続的に発生。
2009年1月以来、4つの省でAタイプの口蹄疫も発生。

2007年8月、英国において口蹄疫の発生したため、英国からの豚肉等の輸入を本日付けで一時停止。

2010年1月7日韓国で、2002年以来の口蹄疫の発生が確認された。
185頭の乳牛を飼養している農場で6頭の発症が確認された。
1月11日までに発生農場の185頭および半径500 m以内の農場の感受性動物324頭が殺された。

口蹄疫にかかる動物は牛、水牛、めん羊、山羊、豚、しか、いのしし など。

症状は突然40~41℃の発熱、元気消失に陥ると同時に多量の流挺(よだれ)がみられ、
口、蹄、乳頭等に水胞を形成し、食欲不振,は行(足をひきずる)を呈する。

しかし、人間にとってどんな影響があるのかと言うと、それがあまり明快に書かれていない。
すなわち解らないというのが実際のところであろう。

怖い病気だとしたら、早く手を打てよ。

農林省は病気のことが分からない?
厚生省は、動物のことが分からない?

政府が口蹄疫にかかっているのかも知れない。