俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

本田だけは違っていた

2010-06-25 10:45:49 | Weblog

南アW杯第14日、1次リーグE組 デンマーク戦で、日本がデンマークに3対1で快勝。
2勝1敗の勝ち点6でE組2位となり02年日韓大会以来2大会ぶり2度目の決勝トーナメント進出を決めた。

引き分け以上で決勝T進出が決まる日本は、立ち上がり、デンマークのサイド攻撃に苦しんだが、
前半17分、MF本田圭佑(24)=CSKAモスクワ=が右35メートルで得たセットプレーでFKを直接決め先制。
同30分にMF遠藤保仁(30)=G大阪=もゴール正面27メートルでのFKを右隅に直接決め、2―0で前半を折り返した。

後半36分にPKをはじいたこぼれ球をトマソンに押し込まれ1点を失ったが、
後半42分に岡崎慎司(24)=清水=がマイナスのグラウンダーパスを受け正面からフリーで3点目を奪い試合を決めた。

すべては本田のフリーキックで流れを変えた。遠藤のフリーキックは決定的だった。

本田は強いものを持っている。

途中、デンマークに攻撃をされたときでも、本田だけはパスで相手が調子付くのを抑えた。

夜中の3時半から日本中が沸いた。

試合後、若者が渋谷の交差点に出て、知らないもの同士がハイタッチをしている光景をみて、良かったと思った。

一本のフリーキックで、日本中を沸き立たせてくれた本田に感謝をしたい。

本田は、練習試合の国際マッチで中村俊介と、やりあった。フリーキックの場面で、
「ここは、俺でしょう」と自分がフリーキックをすることを主張した。
当時は無回転シュートで評判になりかけていた本田だが、世界の俊介の前では、まだまだという存在。

そのやり取りで、生意気な本田と新聞、週刊誌で、テレビで叩かれた。
それはまだ半年もたっていない時のことである。

しかし、本田の評価はヨーロッパでは高く、多くの監督は、日本で最も怖い男は本田だと言っていた。

岡田監督は、練習試合に得点が取れず連続負けが続き、自分の進退伺いを出したくらい。
その岡田が、多分、ヨーロッパの監督の言葉を参考にしたのであろう。

そんなに怖がられているのなら、彼をトップで使おうと。

私は、実の所、こんなことをしたら、多くのフォワードはやる気をなくし、チームはがたがたになるだろうと思った。

しかし、本田だけは違っていた。

自分が得点を取ることで全てが変わることを信じたのだ。
また、得点を取ったら、ベンチのみんなと抱き合おうと決意したと言う。

本田の頭はチームを一つにすることこそ、最も大事なことと考えたのだ。

本田は、今までの我々の常識をプレーを通して変えていった。

次回のパラグアイ戦でも本田のプレーを見たいと思う。


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