国連安全保障理事会は19日、来月半ばに期限切れを迎えるアフガニスタンの国際治安支援部隊(ISAF)の任務を延長する決議を賛成14、棄権1で採択した。
その決議には、日本が海上阻止行動で参加する米国主導の対テロ作戦「不朽の自由」(OEF)への「謝意」が初めて盛り込まれた。
この件につき、ロシアは「議論が尽くされていない」として棄権した。
決議案は前文で、日本の海上自衛隊がインド洋での給油活動を通じて参加している多国籍軍による海上阻止行動など、OEFへの各国の貢献に対して謝意を表明。
「ISAFとOEFを含む国際社会の支援を支持」し、両者の「継続的な国際努力の必要性」を強調している。
海上自衛隊は、OEFの活動の一環として、インド洋で海上阻止行動にあたる米国、パキスタンなどの艦船に対し、テロ対策特別措置法に基づいて、燃料や水などを補給している。
この決議案を盾に、自民党は国連の決議ゆえ、民主党は懸案のテロ対策特別措置法の延長をせざるを得ないだろう、という狙い。
日本の事情を考え、アメリカ、英国および日本の主導でこのような「感謝」の文言を付加したと言う。
ただ、日本という国名を特定できなかった。
変な提案にロシアが拒否したのだ。
自民党はこの決議を早速取り上げ、ニュースで発表。
このことを、外務省の幹部が、この決議案は民主党対策と暴露したと言う。
これは、自民党が国連を使って、日本の国民を誘導しようとする姑息な手段。
レベルの低い話。
これに対し、民主党は、OEFの活動は明確な国連決議に基づいたものではないなどの理由から、海自の補給活動延長に反対している。
姑息な自民と堂々たる民主の姿勢が見えてきた。
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