昨年の小泉は凄かった。
誰もが、「殿、ご乱心」、と思っていたら選挙で大勝利。
その際、郵政民営化に反対したものは衆議院選挙で自民党の公認にはしない、と好戦的。
初めは、まさかと思っていた反対派も、小泉の本気に気づき始めたのが遅かった。
しかも、刺客まで送られるという始末。
自民党始まって以来の出来事だった。
刺客は、若いバリバリの政治家。
いや、若造と言った方がいいくらい。
その連中に翻弄されつつも、辛くも国会議員に残った、郵政民営化反対派を、
今度は、復党させるという話。
みっともない自民党の姿である。
来年の参議院選挙に相当の危機感を感じていることがわかる。
仮に、彼らが復党するとしたら、刺客として送り込まれた若い政治家たちはどうなるのだろう。
幹事長の中川は、初めは、復党などと言うことはありえないと言っていたが、
自民党の長老たちを抑えきることなどできはしない。
政治は力と道理のせめぎあい。
今回の場合は、小泉の力でここまで来たが、もう一度、力で元の鞘に収めることができるだろうか?
まず、できはしないだろう。
中川の言っていたことが1ヶ月もしないうちに、覆るのだから。
日本は今や中間選挙で負けたブッシュに頼ることなどできない。
中国が当てになるかといえばさにあらず。
北朝鮮の悪党もいる。
紳士の安倍くんにできるだろうか?
無理だと思う。
道理がないから。
力ですべては通らない。
道理がなければ、国民はついてこない。
残念、自民党!!

イーココロ!

早く何とかならないものかと、やきもきするだけ。
ご家族の方々の心中は、計り知れないものがあります。
ただ、手を合わせるだけ。無力ですが。