俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

フランスの悪夢

2010-06-23 11:41:49 | Weblog
結局、1勝もできずに南アフリカを去ることになったフランス代表チームの悪夢を、
昨年「世紀の大誤審」で出場を逃したアイルランド国民は誰も同情しなかった。
「ここでは、ドメネク監督を好きなものはいない」
「われわれが出るべきだったのだ」。
W杯史上最悪の成績にうちひしがれるフランス国民をよそに、
アイルランドのサッカーファンは祝杯をあげた。

昨年11月のW杯欧州予選プレーオフ。
名将トラパットーニ監督率いるアイルランドは、
決勝点をアシストしたフランスFWアンリのハンドの反則が見逃されて、土壇場で出場を逃した。
トラパットーニ監督は試合後、
「我々は主審がためらって、アンリに目をやるのを見た。あれはハンドだった」
と食い下がり、アイルランド閣僚が再試合を要求する事態にもなったが、
結局、フランスの出場が決まった。

その後、アンリのハンド見逃しは「世紀の大誤審」と言われ、語りぐさとなった。

そんな、予選からフランスの苦悩は始まった。
対メキシコ戦で、監督に暴言を吐いたとされるFWアネルカが大会中に追放され、
選手が練習をボイコットする騒動にチームは揺れた。
1次リーグ第3戦は主将のDFエブラら謀反を起こした主力選手を外すショック療法も効果がなかった。

フランス・ドメネク監督は
「悲しい。起こってしまったことに驚いている。現実は厳しくつらい。きょう出場を拒否した選手はいない」

サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で22日、前回準優勝国のフランスが、
1勝もできずに敗退したことについて同国では落胆と、ふがいなさへの怒りが渦巻いた。

試合当日の朝刊で「名誉のために」との見出しを掲げ、
チームを鼓舞したスポーツ紙「レキップ」は試合直後、
電子版で「地獄の底への旅」と差し替え。
フランス公共ラジオは「恥辱と破局の代表チーム」と酷評した。

1998年のW杯で優勝したフランス元代表MFのピレスさんは、
「(チームの内紛など)負のスパイラルから抜け出すことができなかった」と落胆。

南アフリカに滞在中のバシュロナルカン保健・スポーツ相はテレビのインタビューで
「とても悲しい。絶望的だ。荷物をまとめて、みんなでフランスへ帰ろう」と語った。

監督と選手の間で何が起こったかまでは解らないが、裏ではジダンの存在も大きかったようだ。

いずれにせよ、チームワークが乱れただけで、こんなにチーム力が低下するとは?

だから、面白いのか?

全員、ゼロから出直せ。

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