アメリカは、オープンで自由の国!!
議論は率直で、好感が持てる。
人道的な政策。
共和党と民主党との政権交代が行われ、日本のようなドロドロとした談合などは出来にくい。
かなり、学びたいところが多い。
しかし、いざ、経済的利害が出てくると、急にエゴイスティックになる。
狂牛病問題で、日本が輸入禁止措置を取ったら、あの手この手で圧力をかけてくる。
昨日、サンデープロジェクトを見ていたら、イランの問題を取り上げていた。
イランは、ブッシュの言うように、本当に”悪の枢軸”なのか?というのがテーマであった。
アメリカがイランを嫌う唯一の原点は、1979年に起こったイラン革命、イラン人によるアメリカン大使館占拠事件、人質事件である。
しかし、これも実はアメリカが引き起こした問題である。
もともと、イスラム世界であるイランをパーレビ国王を擁立して、王制自由国家に作っていったのがアメリカ。
当然、石油の利権が背景にある。
1979年、自国をアメリカ化されたイラン人が、宗教を背景に革命を起こした。
再び、アメリカに呼び込んだパーレビ国王を擁立し、イラン革命のつぶしを恐れたイラン人は、それを防ぐために、大使館を占拠し、人質のアメリカ人とパーレビ国王の交換交渉を始めた。その後、パーレビ国王の死によって、人質事件も終わることとなった。
もともと、自分達の利権のためにイランに入った、アメリカ、あんた達が引き起こした問題ではないか?
レポーターによると、イランが核保有してると言っても、ウラン濃縮技術は非常に低く、核兵器に必要な60%の濃縮には程遠い、3.5%というから、現実とは程遠い。
それを、いかにも、核兵器の保有国、危険国と言うのは何事か!!
イラクでも、大量破壊兵器があるといって、総攻撃をかけた。しかし、そんなものなどなかった。CIAの作り事。
その時に、議会にイラクの事情を書いたアメリカ人本人がコメントしている。
「私の書いた提案書でイラクの攻撃が行われた。そして、今また、イラン攻撃の提案書が書かれようとしている。」
アメリカこそ、腐りかけているのではないか?
ソ連の脅威ということで、自由主義陣営をまとめてきたアメリカも、今や、自国経済の優先化で、アメリカに対する敬意も薄まりつつある。
デマ情報で、多くの人々の生命を失わせるなんて、下劣極まりない。
9.11の世界貿易センタービルにジェット機が突っ込んだことで、多くのアメリカ人の生命を失わせた。
そのことについて、中東では、イランだけが国を挙げて、哀悼の意を表したという。
ブッシュの言う”悪の枢軸”の実態は何ものなのだろ?
ブッシュはイスラエル及びインド・パキスタンの核は認めるという、我々には到底理解できない対応をしている。
アメリカの経済のためには、原則などないのである。
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