俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

内閣組閣

2007-08-27 11:38:20 | Weblog
安倍改造内閣が27日夜、発足する。
これに先立って安倍晋三首相は同日午前、自民党の幹事長に麻生派会長の麻生太郎外相(66)、総務会長に二階派会長の二階俊博国対委員長(68)、政調会長に無派閥の石原伸晃幹事長代理(50)の起用を決まった。

首相はこの後、臨時閣議で閣僚の辞表を取りまとめ、公明党の太田昭宏代表との党首会談を行った上で、新閣僚を任命する。

首相は改造で、改革路線を継続し、地域活性化に取り組むことができる布陣を整える方針というが、果たしてこれがうまくいくか?

改革路線と地域活性化にはどこか無理があるのでは?

もともと、小泉首相の時代に、”痛みを覚える改革”と銘打って、
スタートさせた改革。
「国民はそれを由としたのだから、当然」と小泉は言うだろう。
しかし、国民はこれほどひどいとは思わなかった。

だから、参院選の自民党大惨敗になったのだ。
そんな国民意識を省みず、安倍第二次内閣が発足する。

この組閣を見て、私は何も期待しない。
なぜなら、組閣前に、安倍は自らの言葉で国民に訴えかけるべきだと思うから。

改革は継続するが、地方及び中小企業、あるいは、高齢者に対しては、赫々の対策を講じるという宣言である。

大臣に誰がなってもかまわない。
なるほど、こういう方針で世の中が進んでいくんだなという予感を感じさせないと。

そういう意味で、安倍内閣には期待は持てないと思う。

同じように感じている自民党議員は沢山いると思うが、
そんな声が出てこないのは、自民党の末期的症状のように思える。

挙党一致と口では言うが、腹の中は全く分からない。