▼病院につくと、胃カメラを飲んだ。
私はもう身をゆだねるしかなく、食道も胃カメラに抵抗する力がなかった。
一番最初に、10年前の十二指腸潰瘍を見たら出血なし。
▼次に胃の入口付近に血の塊あり。
これを取ったら血がドバっと出たらしい。
そこで、複数のクリップで止血。
私も、そのクリップが止まる時の衝撃を体の中で感じた。
▼病名は急性出血性胃潰瘍
クリップは自然にはずれるもの、
このクリップが取れるスピードと、これから投与する胃薬が効くスピードの勝負らしい。
また出血する恐れもあるので、すぐに分かるように、パイプを鼻から胃まで入れる。
順調に行けば7日間の入院と告げられた。
そして初めてのICUのベットに横になったのは、次の日(7/29）の1:00
▼私は腕時計をしないし、部屋には時計が見あたらず、時間が分からない。
少しウトウトしては、目を覚ます繰り返し。
あと何時間この状況が続くのか？
時間が止まったかのような長い夜だった。
（つづく）
p.s. これは退院した後に投稿しています。今は元気なのでご心配なく。
