削り
2007-01-21 | 陶芸
▼湯呑み、コーヒーカップ、お皿の裏側を見てください。
大概、円形の突起物がありますよね。
これを高台と呼びます。
▼今回は、高台の削りを紹介。
適度な硬さになったら、
①器の底の厚さを測り、
器をロクロにセット、
カキベラで底を平らに削る。
②高台の厚さを決めて外側を削る。
削る深さは、上記で測った底の位置を目安にします。
③高台の内側を削る。
底の厚さは、3~5mm程度。
底が厚いと、乾燥中にヒビが入り、
削りすぎると穴があくので注意。
スイカを叩いて音を聞く要領(?)で、底の厚さを確かめます。薄いと高い音がする。これは、経験則ですね。
④高台の外側から、器の側面までのカーブを削って出来上がり。
私は、テーブルを傷つけないように、高台は滑らかに。
"なめし皮"というのがありますが、私は自分の皮膚で"なめし"ってます。
▼以前、私のHPを見て、作り方を教えてとのメールがあったっけ。
その後、音信不通だけど、どうしているかなぁ?