ローマの休日とベスパ(小型車編)

2014-03-21 | ◆Photo Diary

▲右の黒い車体が映画に登場した初期型FIAT500Aタイプ
 左はワゴンスタイルのFIAT500Cタイプ

車の展示はベスパの方はスクーターに毛が生えたような
三輪車と400ccの四輪車です。
三輪車はスクーターの後輪を二輪にし荷室を付けた
軽トラック使用で、Ape(ミツバチ)と名付けられた
働き者(働き蜂)の商用車でした。
四輪車のスペックは2ストローク2気筒14hpでしたから、
クルマの格好はしていたけど中身はほとんどスクーターという
マイクロカーだったんですね。

フィアット(映画の中でカメラマンが乗っていた車)は
初代のフィアット500でトポリーノの愛称で呼ばれたシリーズです。
二代目の500は普段でもたま~に見られますが、
さすがに初代はこういう機会でないと見られません。


▲可愛いけどスクータほどのデザイン的個性はないですね?


▲これって昔のダイハツ・ミゼットや三輪車の元祖ですか??
 フロントをメッサーデザインにすると完璧にミゼット!


▲こちらはFIAT500Cです



▲FIAT500C TOPOLINO BELVEDERE (1951)
 このクルマ大きく見えますがサイズ&排気量とも
 日本の軽自動車規格にスッポリ収まります
 
 今でもこんなクルマがあったら欲しくなってしまいます…

 居住性を極限まで追求する日本の軽自動車デザインもいいけど、
 そこを犠牲にしても個性と遊び心のある軽自動車デザインを、
 1社くらい造ってくれないかと密かに願っています…(笑)


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