震災後思うこと…5〈国と電力会社のウソと体質〉

2011-04-25 | ◆Photo Diary


国民の生死に関わる事を業務にしている割に、
あまりにも無責任な話が聞こえて来ますので、
気になったものだけ書き出してみます。

●原発は発電コストが安い?!
  ×安くなるように都合よく計算されていて、
  どうしようも無い最終処分の費用や、
  今回の様な事故補償の費用は全然入れてない。
  というか、レベル7の事故を起こせば会社は弁償しきれなくて
  一発で吹っ飛ぶのが分かるが、
  独占企業なので潰れない…
●とにかく金権体質
 ◯原発用の用地買収は保証金や
  施設建設費(役所や体育館等)等の交付金で
  何百億の金がつぎ込まれる。
  おまけに、町は反対派と推進派で親戚・
  家族もまっぷたつに引き裂かれる。
 ◯新聞社・TV局は電力会社が大事なお客様であり、
  大学研究者は寄付金でそれぞれ半ば口封じされていた。
  これは大問題でしょう。
 ◯宣伝広告の出演者には法外な金額が支払われる。
  事故直前にスポーツライターの
  玉木正之氏が一回の対談だけで、
  500万円のギャラが提示されていた。
●都合の悪い事はまったく知らせない。
 ◯とにかく隠蔽体質で分からなければ、
  いつまで経っても知らせないのは
  今回の事故報告でも明らか。
●安全チェック機関が機能しない
 ◯チェック機関が完全なお友達関係だったり、
  お役所感覚で自己保身優先で、
  設計者がミスを認めても修理に応じなかった。
●原発の作業員は闇の世界
 ◯人員集めは裏の世界の人が絡んでいたり、
  その作業実態はかなりアバウトで
  危険にあふれているそうで、
  その実態はルポや映画でも取り上げられている。
  これだけ関心を持たれている現在の現場ですら、
  劣悪な環境を改善する姿勢すら見せない。
  東電は現場の作業員を人扱いしているんだろうか?

これは僕が伝え聞いただけで、事の虚実は各自でお調べください。
僕自身は、かなり真実に近くて、こんな国や企業には
自分の命を怖くて預ける気はしませんね。
じゃっ、出て行けと言われても困るけど…

コメント (4)