名古屋へ越してきた20年近く前、天白区の方に
面白い本屋があると聞き、車で片道小1時間はあるんですが
出かけて行ってみると、そこは倉庫か工場のような外観で
看板が無ければとても入ろうとは思わないような建物でした。
しかし一歩足を踏み込むと、一体何屋さんに来たんだろうかという
不思議な空間は、今でも強烈に記憶に残っています。
明かりはちょっと薄暗く、周りの壁面の本棚は建物に合わせて
背の高いものが使われ、そして店内の商品棚は本とは限らず
おもちゃ・アクセサリー・CD・時計・楽器・自転車etcの
混沌した商品が整然と並べられていて、通路は迷路状態になっていました。
それは、これまでにまるで見た事のないとてもカオスな本屋？さんでした。
それ以来時々本を見に行っては、CDやミニカ－・おもちゃを買って
帰ってくる事も少なくなかったです。
今でこそ珍しくは無いかもしれませんが、当時は立ち読みしながら
関係無い（ある場合あるが…）CDやおもちゃが置いてあるのが、
たまらなく嬉しかったですね～
最近は名古屋市内どころか北海道から沖縄まで、
日本中の都市部に200近くの直営店が出来て、
随分大きなグループになっていますが
ここがその“ヴィレッジヴァンガード”全ての始まりのお店でした。
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