最近、友人が養蜂のマネ事を始めようと、巣箱を4つ作り、
分蜂(巣分け)してくれそうな場所に設置したそうだが、
「一つも蜂は寄ってこなかった」と言って嘆いていた。
そんな話を聞いた翌日(昨日)の朝刊を読んでいたら、
宮崎県椎葉村という養蜂のメッカのようなところで、
巣箱からミツバチが失踪してしまうという事件が起きていた。
子供の頃から70年近く椎葉村で養蜂を続けてきた那須さんの巣箱では、
去年の春から分蜂が無くなり、残っていたミツバチも
どんどん失踪してしまった(大人のハチ達は幼虫をくわえて
外に出て捨ててしまい、そのまま帰らなかった)。
そんな事が続き、現在では120の巣箱が空っぽになってしまったそうだ。
那須さんは「七~八歳のころから養蜂をしているが、
こんな事は初めてだ」と語っていた。
日本ではこんな異変が問題になり始めたところだが、
外国(特に米国)ではすでに大問題になっていて、
色々と調査はされているが原因は不明みたいです。
携帯の電磁波や農薬、気候の変化、病気、ストレスと
原因は多々上げられていますが、確定はされていません。
先日も信号機をミツバチが覆い隠してしまって
話題になっていましたが、ミツバチの行動がとてもヘンです。
ミツバチはハチミツを集める事も仕事ですが、
受粉をするという、自然界にとってはとても重要な役割も
担っていますから、ちょっと心配な話題で、
しばらくは問題の動向が気になります。
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