大正モダンが薫る納屋橋

2007-02-11 | ◆イロハにナゴヤ


名古屋の街の中には大きな自然の川は流れていませんが、
名古屋城が建てられた頃、大量の物流輸送目的のために堀川が造られ、
その堀川が現在繁華街を横切る唯一の憩いの川になっています。
運河は庄内川から名古屋城を経由して、伊勢湾に流れ込みます。

納屋橋は名古屋駅と栄の中間を横切る堀川に架かる橋で、
周りはビジネス街ですが、劇団四季のシアターや
御園座があったりします。
街の再開発も進んでいて橋のレトロさとは裏腹に
どんどん高層ビルが建ち始めました。


▲正面の古い建物のB1は堀川・納屋橋・
 加藤商会(このビルの旧名)の資料館になっています。


▲川沿いにテラスがあるレストランも増えています。

今ある納屋橋は1981年に拡幅工事のため架け替えられましたが、
大正2年に造られたそれまでのデザインを壊さないよう、
強度を保ちながら以前の橋の部品を使い造られました。



川は年々浄化が進み随分綺麗になってきました。
毎年、堀川まつりも行われていて、飾りつけのされた
船のパレ-ドも行われています。

と、今日はちょっと固めなお話しでしたね(笑)。


▲橋の脇に建つ“納屋橋まんじゅう ”本店は
 あまり有名ではないかもしれませんが名古屋名物の一つです。
 おいしい酒饅頭です。



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