おかまのよろめき

現役おかまのお店日記&趣味のはなし

レスラーの事故死

2009-06-15 13:24:10 | Weblog
有名なプロレスラーが試合中に命をおとした

昨日の朝、コンビニに立ち寄った時に

入り口横のスポーツ誌に

彼の名前が大きく載っていたが

まさか訃報だったとは…

私もプロレスは結構好きで昔からよく見ている

最近は地上波での中継も深夜だったり

時間も短縮されたりしていた

今回亡くなった選手の団体は

老舗から枝分かれしたが

つい最近まで深夜ながら中継は続いてた

しかしプロレス人気の衰退に伴い放送が終了した

ファンは短縮版の地上波よりも

前座からノーカットで中継されるスカパーへと移行

客は入らない、放映権料も減益となり

社長だった彼は団体の存続についても気がかりだったろう

それ以外にも永年の試合で酷使してきた身体はボロボロ

引退も考えていたようだ


それにしても最近のプロレス技は見ている側がヒヤヒヤするような

危険なものが多い

受身を取れないような体勢で頭をマットに打ち付けられる

そう言った必殺技がバリエーションを変え

必ず試合中に見受けられる

かなり前に女子プロの選手が

同じ様に試合中に亡くなった時もそうだった

昔のプロレス中継では大流血しても

次の放送ではピンピンしてまた試合をやっている

なのでファンも安心して見ていられた

ある時期から危険な技が増え

見る側もそう言ったシーンを期待する様になって行った

選手にとっては試合で故障したところを

満足に直す事も出来ないまま次の試合を闘わなければならない

今回の選手もそうだったらしく

試合中も体調が悪そうだったとファンが証言している

ビッグネイムで団体の社長でもある彼が欠場する事は許されない


今回の試合はタッグマッチだった

もし彼が他の選手と交代しても何とかなったかもしれない

しかし地方の興行なので

ファンはなかなか生でプロレスを見ることが出来ない

せっかく見に来てくれたのに自分が欠場したら

ファンはガッカリするだろうし興行も盛り上がらない

恐らくそんな事も頭をよぎったのだろう

責任感も強く後輩の面倒見も良かったと言われる彼は

どんなに調子が悪くても試合に穴は開けないので有名だった


致命傷となった技をかけた相手もまた辛いだろう

アクシデントとは言え結果的に人の命を奪った形になる

この先プロレスを続けられるだろうか


三沢光晴さんのご冥福を心からお祈りいたします




















コメント (2)
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