雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

060202 日々歌う

2006-02-02 08:52:25 | 日々歌ふ
濁りなき黒き瞳のかがやきを保てる君はカナダに住みて

五月から十月まではよきところモントリオールはと君の誘ふ
(誘ふ=いざなふ)

人の生の限りを知りて甦るいまここに吾らある不思議の
(生=よ)

鮮やかにハーンの虚像覆す君の論証たれ反論す
(太田雄三『ラフカディオ・ハーン』岩波新書)

次々に独創溢るる評伝を著す君よ賢治をも書け

              *

蝋梅にマンサク咲きし野の土に黄にほころびて福寿草見ゆ

彗星といふもためらふ突忽に現れ消ゆる堀江某を
(某=なにがし)

せり上がる畳も回る天井もヘド吐くこともなべて懐かし

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